2025年01月20日
銚子の海〜魚が北の海から南下せず〜
新年早々の新聞記事
「釧路が２年連続水揚げ首位」
記事によると、数量ベースでは以下の順位
１位：釧路（北海道） 173千ｔ（前年比 91.5％）
２位：銚子（千葉） 141千ｔ（前年比 74.6％）
３位：境港（鳥取） 124千ｔ（前年比 104.1％）
上位ベスト10の市場を見ると、
概ね前年比で90％〜105％の推移が大半。
なぜに千葉県の銚子市場だけ74.6％となったのか。
少し調べてみました。
＜銚子漁港＞
「銚子漁港は水揚げ量日本一〜久しぶりの銚子� 繊�
2024年11月3日のブログ記事 ← ここをクリック！
ついこの間、こんな記事を書きました。
しかし、銚子漁港の2024年の水揚げ量は、過去50年間で最少に。
この原因は、以下とみられています。
�々�潮（暖流）の北上
・例年は南方から北上し、千葉県沖で東に進路を変えて遠ざかる。
・2023年春以降は直進して北上を続け、東北沖まで達している。
��海水温の上昇
・この影響か、東北沖の海水面温度は12月20日を過ぎても18度に。
・この水温は平年よりも４〜６度も高い状況。
��イワシとサバの不振
・海水温の上昇でイワシやサバが北の海にとどまり続けている。
・春に南の海で産卵し、その後北上。夏は北の海で過ごす。
・秋から冬にかけて再び南下するが、海水温が下がらず、南下が遅れている。
・初夏が旬の千葉県産の「入梅イワシ」は、昨年は早々に北上。
銚子は、沖合で黒潮と親潮が交わり、利根川からも栄養素が流れ込む全国屈指の好漁場と言われています。
銚子の沖合は水深200mの大陸棚が広がり、サバ・マイワシ・サンマといった多獲性魚のほか、カツオ・マグロなどの回遊魚、キンメダイ・ヒラメ・カレイなどの底魚など、多種の近海の魚介類が水揚げされます。
そんな銚子の水揚げ減少については、温暖化や黒潮の蛇行等、いろいろな影響が考えられます。
漁業だけではなく、製氷・運搬・燃料を含めてさまざまな分野に影響を与えるため、水揚げ量の回復を願います。
「釧路が２年連続水揚げ首位」
記事によると、数量ベースでは以下の順位
１位：釧路（北海道） 173千ｔ（前年比 91.5％）
２位：銚子（千葉） 141千ｔ（前年比 74.6％）
３位：境港（鳥取） 124千ｔ（前年比 104.1％）
上位ベスト10の市場を見ると、
概ね前年比で90％〜105％の推移が大半。
なぜに千葉県の銚子市場だけ74.6％となったのか。
少し調べてみました。
＜銚子漁港＞
「銚子漁港は水揚げ量日本一〜久しぶりの銚子� 繊�
2024年11月3日のブログ記事 ← ここをクリック！
ついこの間、こんな記事を書きました。
しかし、銚子漁港の2024年の水揚げ量は、過去50年間で最少に。
この原因は、以下とみられています。
�々�潮（暖流）の北上
・例年は南方から北上し、千葉県沖で東に進路を変えて遠ざかる。
・2023年春以降は直進して北上を続け、東北沖まで達している。
��海水温の上昇
・この影響か、東北沖の海水面温度は12月20日を過ぎても18度に。
・この水温は平年よりも４〜６度も高い状況。
��イワシとサバの不振
・海水温の上昇でイワシやサバが北の海にとどまり続けている。
・春に南の海で産卵し、その後北上。夏は北の海で過ごす。
・秋から冬にかけて再び南下するが、海水温が下がらず、南下が遅れている。
・初夏が旬の千葉県産の「入梅イワシ」は、昨年は早々に北上。
銚子は、沖合で黒潮と親潮が交わり、利根川からも栄養素が流れ込む全国屈指の好漁場と言われています。
銚子の沖合は水深200mの大陸棚が広がり、サバ・マイワシ・サンマといった多獲性魚のほか、カツオ・マグロなどの回遊魚、キンメダイ・ヒラメ・カレイなどの底魚など、多種の近海の魚介類が水揚げされます。
そんな銚子の水揚げ減少については、温暖化や黒潮の蛇行等、いろいろな影響が考えられます。
漁業だけではなく、製氷・運搬・燃料を含めてさまざまな分野に影響を与えるため、水揚げ量の回復を願います。
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この記事へのコメント
1. Posted by おさかな 2025年01月31日 22:39
さかなさかなさかな〜
さかなを食べるよ〜♪
さかなを食べるよ〜♪
2. Posted by kou_blue97 2025年02月01日 16:53
>>1 おさかなさん
ありがとうございます。
お魚、たくさん食べましょう🐟
ありがとうございます。
お魚、たくさん食べましょう🐟
