民話

2016年01月19日

眠れる俺のピジョン

1.眠れる森の美女(民話)

 あるところに子どもを欲しがっている国王夫妻がいた。ようやく女の子を授かり、祝宴に魔法使いが呼ばれた。魔法使いは一人ずつ、魔法を用いた贈り物をした。宴の途中に、一人だけ呼ばれなかった魔法使いが現れ、「王女は錘が刺さって永遠の眠りにつく」という呪いをかけた。他の魔法使いが、これを修正し「王女は錘が刺さり百年間眠りにつく」という呪いに変えた。

 王女は順調に育っていくが、15歳の時に一人で城の中を歩いていて、城の塔の一番上で老婆が紡いでいた錘で手を刺し、眠りに落ちた。呪いは城中に波及し、そのうちに茨が繁茂して誰も入れなくなった。侵入を試みた者もいたが、鉄条網のように絡み合った茨に阻まれ、入ったはいいが突破出来ずに皆落命した。

 100年後、近くの国の王子が噂を聞きつけ、城を訪れた。王女は目を覚まし、2人はその日のうちに結婚、幸せな生活を送った。


2.眠れる森の美女(ディズニー映画)

 ヨーロッパのある国に待望の王女が誕生した。お祝いには許婚である隣国の王子も訪れ、生まれたばかりの王女に3人の妖精から贈り物が与えられた。1人目の妖精からは美しさを、2人目の妖精からは歌の才能が贈られた。ところが、その場に現れた魔女が「16歳の誕生日の日没までに糸車で指を刺して死ぬ」という呪いをかけてしまう。まだ贈り物をしていなかった3人目の妖精は、贈り物の代わりに「死ぬのではなく眠るだけで、運命の相手からのキスにより目覚める」という魔法をかけた。

 王女の父である王は呪いが実現しないよう国中の糸車を焼却したが、3人の妖精は自ら魔法を使うことを禁じ、人と同じように暮らしながら王女を匿い育てることを決め、森の奥の家に移り住んだ。

 15年が過ぎ、16歳の誕生日の日没後に妖精たちの庇護を離れて城に戻ることになっていた。3人の妖精は内緒で誕生日パーティの準備をするため、いちごをつんで来てほしいと言って外出させる。訝しがりながらも外に出た彼女は、たまたま近くを通りかかった王子と出会い、お互いに相手が誰か気づかないまま恋に落ち、夜に再会する約束を交わして別れる。その夜、妖精たちから自分の本当の名前と王女である事、そして既に結婚相手がいるという事実を聞かされ、王子に二度と逢えないと知り悲しみにくれる。そこに居場所を突き止めた魔女がつけ込んで呪いが実現し、王女は眠りに落ちてしまう。城ではお祝いの準備が進められていたが、3人の妖精は王女が戻らないことを知って悲しまないよう城にいる人々に魔法をかけて眠りにつかせた。

 その頃、王女との約束に従って妖精の家を訪ねた王子は、呪いを解かれることを危惧した魔女によって拉致され、魔の城の地下牢に閉じ込められる。王の寝言から、呪いを解く運命の相手が王子だと知った3人の妖精は魔の城に向かい、王女を救うために真実の剣と美徳の盾を授ける。王子が魔の城を抜け出して王女の元へ向かったのを知った魔女は、行く手を阻むために城の周りにイバラを巡らせ、自らもドラゴンの姿になって妨害に行くが、王子によって殺害される。

 王子のキスで王女にかかっていた魔法が解け、二人は結婚して幸せに暮らした。


3.眠れる俺のピジョン(実話)

 あるところに子どもを欲しがっている夫妻がいた。ようやく男の子を授かった。男の子は、夜はなかなか眠らなくて、両親を困らせた。

 赤ちゃんの頃は、両親が抱っこしなければ眠らなかった。眠ったと思ってちょっとでも赤ちゃんを置くと、すぐに泣きだした。父親と母親が交互に抱っこして一夜を過ごす日々もあった。母親は、昼寝の後に男の子に運動をさせたり努力したが、夜はなかなか眠らなくて苦労した。父親は、残業を終えて疲れ果てた身体で、深夜に男の子を車に乗せてドライブしたりして苦労した。

 男の子は、両親の努力もあり、いつもピジョンのおしゃぶりを口にして、眠りについていた。その家族は、娘も授かり、幸せな生活を送った。





kou_blue97 at 20:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
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kou_blue97

〇札幌生まれ札幌育ち。現在は東京在住(←徳島←千葉…)。転勤族のサラリーマン。ミスチル世代の団塊ジュニア。
〇好きなモノ
 アメフト観戦、ミスチル鑑賞、blog執筆、子供とおでかけ、HKT宮脇咲良を応援、転勤で知らない土地を満喫、現実と妄想の狭間で微笑ましく生きる、小さな幸せのかけらを積み重ねる。

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