働く理由

2013年05月18日

誰がために鐘は鳴る(remake版)〜後半〜

『誰がために鐘は鳴る』 〜サラリーマンの物語〜

※この物語は、5年前に僕が書いた短編小説です。かけだし金融マンのblog(2008年2月)に掲載されているもののリメイクです。


<第11話>

『これは本社からの指示であり、社長の意向である。』 新しい工場長がやって来た。

あだ名はイエスさん。目上だけに忠実だという意味のイエスマンと、イニシャルのSさんが合わさったらしい。イニシャルではなく、部下を苛めて喜ぶからSさんと呼ばれているという説もある。まあそんなあだ名のとおりの男だ。そしてもちろん事業部長の忠実な飼い犬でもある。

『今、工場に求められていることは、コスト削減と人員削減である。いかにスムーズに工場を縮小出来るかということを第一に意識して欲しい。本社の指示通り動いてくれればそれなりの待遇が待っている。本社の方針に従わない者は、リストラの最有力候補とせざるを得ない。』 リストラの言葉を発しながら、薄気味悪い笑みを浮かべている。

『何がリストラだ。無能な管理職を削減することが先だろ。一番最初がお前だよ。』 と心の中で呟いた。

本社の指示に忠実な者が出世する構造。その指示が正しいか正しくないかの判断はいらない。YESと言えば、出世の階段に残り、NOと言えば、出世の階段から蹴落とされる。それが歪んだ組織の秩序であり、道徳とされている。

『こうして世界は回っていくんだ。』 青空を見上げながら、ケンタのため息が、雲に向かって上っていく。


<第12話>

イエスさん(新しい工場長)の言葉は俺の心に響かない。前の工場長の言葉が懐かしく思い出される。


『いいかケンタ。なんでお前みたいな大卒を工場に配属させるかわかるか?よく考えてみろ?』 そんなことも言われたっけ。

『モノづくりには、生産技術が大切なんだ。これを使ってくれる人のために、いかに良いものを、いかに早く、いかに安く作れるか、それを考えるのが俺たちプロの仕事だ。モノづくりのプロを育てるには、大学の知識なんか役に立たない。工場で何が起きているか、現場を肌で感じてもらうのがまず第1だ。だから最初は、工場なんだ。プロへの第一歩、しっかり頑張れよ。』 

たぶんこの言葉は、自分への激励の言葉だったに違いない。3ヶ月の新人研修を終え、本社や大規模支社に配属される同期がいる一方で、工場勤務を言い渡され、軽く落ち込んでいた自分に対する励ましの言葉だった。

次代を担う若い世代の気持ちを汲み取ってくれて、さりげない激励の言葉をかけてくれる心遣い。その優しさが、3年たった今でも、俺の心に響き続けている。

そうだ、俺は、工場(ここ)で頑張らなければならないんだ。前に向かって進むしかない。


<第13話>

今日も一日仕事を頑張った。

『ケンタさん、飲み行きましょうよ。たまには事務のかおりちゃんも誘って。』 新人のジュンペイが飲みに誘ってきた。

『そうだな。よし、パーッと行くぞ。』 ジュンペイとかおりちゃんと3人で、アジアンダイニングへ向かった。

生春巻やフォーなどでお腹も膨れてきた頃、『なんか最近、工場の雰囲気が良くないですよね。空気が重いっていうか。』 かおりちゃんが寂しげな目で訴える。

『全部アイツのせいですよ。トップが代わると、こうも見事に組織がおかしくなるんですね。』 ジュンペイもいろんな思いをぶちまける。

『そうだな。あんなにやる気をそぐ人なんてあんまりいないよな。って酒が不味くなるじゃねぇか。俺らは俺らで楽しく仕事を頑張ろうぜ。』 言ってみたものの、不平不満は渦巻いているようだ。

そんな時は、楽しく飲むに限る。というわけで、カラオケに場所を変え、ジュンペイと肩を組みながら3人で『明日があるさ』 を熱唱。

これからも頑張り続ける自分と、ともに頑張っていく仲間達に、未来があることを本当に信じたい。

『あ〜楽しかったね。ストレス発散。』 かおりちゃんもご満悦の様子。

『じゃあ帰りは気をつけてね〜。』 とかおりちゃんを見送り、ジュンペイと繁華街にきびすを返す。

『ケンタさん、仕事でいろいろ嫌なことも多いっすけど、ホントこういう仲間って大切ですね。僕ちょっとモチベーション下がりっぱなしでしたけど、頑張ろうって気になってきましたよ。』 酒だけじゃなく、自分にも酔い始めたようだ。

俺も熱く語りかける。 『人生はな・・・・。』


<第14話>

お互い心地良い酔い加減の中、俺はジュンペイに語りかける。

『人生はな、必ずしも平等とは限らない。今回みたいに不運な状況に陥ることも多い。嘆いていればいいのか、恨めばいいのか、それとも逃げればいいのか。』

『僕ならとりあえずやけ酒っすよ』 ジュンペイが応える。

『まあたまにはいいよな。でもそればっかりじゃ悲しいだろ。何事も、今おかれている環境のせいにしちゃいけない。言い訳したくもなるし、恨み辛みもある。となりの芝生だって青く見えるからな。でも、格好いい生き方ってゆうのは、どんな環境だろうと、与えられた環境の中で、精一杯努力し、常に前を向いている、そんな生き方なんじゃね〜かな。』 ヒートアップして、さらに体が熱くなる。

『そうっすね。周りの環境とかじゃなく、要は自分がどれだけ出来るかってことですよね。自分との戦い。なんか超ヤバいっすね。ケンタさんどんだけヤバいっすか。』 ジュンペイの気分の高揚が、言葉を意味不明に変えてゆく。

『そうだ。人や周りに惑わされるな。自分の信念を貫け。やってやろうじゃねぇか。』 繁華街で拳を握りしめるスーツ姿の若造2人が、明日の日本経済を支える。

『ケンタさん、俺、明日から超〜頑張りますよ。今日の俺なんてバイバイ、常に今の自分を超え続けてやる。信念を貫きます。』 いつになく頼もしい後輩の姿。

『熱く語り合える仲間って、最高だな。』 俺も清々しい気分だ。

『先輩、俺、信念を貫きます。だから、明日から頑張るために、ちょっとキャバクラ行きたいっス。この前、菊池課長に連れてってもらったとこ。』 ジュンペイの目が爛々と輝いている。

『しょうがねぇな。割り勘だぞ。』 繁華街で拳を握りしめるスーツ姿の若造2人が、今日の夜の経済をも支えている。


<第15話>

前工場長のもと積み上げられてきたものが、新しい工場長により取り崩されていく現実。悪に立ち向かう正義が現れるのがドラマや小説の世界だが、そう上手くは行かないのが現実。

物事は、新しい工場長の思い通りに進んでいった。社員や作業員だけではなく、パート、派遣社員も削減されていく。取引先や下請け業者への影響も計り知れない。この大きな犠牲を、経営陣はどう考えているのか。断腸の思い、忸怩たる思いの上の経営判断だと信じたい。そうでなければ、犠牲者達は報われない。派閥争いや保身、私利私欲のための犠牲であれば、許されたものではない。

そして僕らも、今後は中堅社員として、やがては管理職として、我が社を支える歯車の1つとなっていく。その過程で、このような大きな犠牲があったこと、その上で会社の今があることを、決して忘れることなく、胸に刻み込まなければならない。それが残された者達の使命。

こんな会社、辞めようかとも考えた。でもこの使命感を抱きながら、まだまだ頑張っていかなければならない、そう意識は変わっていった。

そして、人事異動の時期がやってきた。思いもかけない異動が発表された。


<第16話>

新しい工場長が赴任してから3ヶ月。工場長の異動は例外的に行われたものであり、今回通常の人事異動の季節がやってきた。社内食堂でジュンペイと昼飯を食べながら、そんな話題が湧き上がった。

『そろそろ異動の季節ですよね。なんかソワソワしちゃいますね。』 今日の日替わりランチはサバ味噌煮定食。
ご飯いっぱい口にほうばりながら、ジュンペイが話してきた。

『何言ってるんだよ。お前はまだ来たばかりの新人だろ。お前の異動なんかあるわけねーよ。』 同じ日替わりを食いながら俺は返した。

『そうですけど。人事なんて何が起こるかわからないっスよ。新人だろうが何だろうが、でもそんなの関係ねぇ!!オッパッピーっすよ。』 この前言ったキャバクラでちょっとモノマネがウケたからって、ジュンペイは最近そればっかだ。。。

『人事はどこまで考えてくれてるんだろうな。一人一人の人事異動なんて全体から見れば取るに足らないことだけど、当事者にしてみれば一大事だからな。』 血と心の通った人事を行って欲しい。

そんな会話をした数日後、俺とジュンペイの直属の上司である菊池課長に人事異動がなされた。

菊池課長は、本社人事部へ栄転することとなった。


<第17話>

『菊池課長ご栄転おめでとうございま〜す。』

『お−。みんなありがと−。』 みんなの酌を受けて泥酔状態の菊池課長が、相変わらずの低く渋い声で応えてくれる。もう何回目の乾杯だろうか。

今日は菊池課長の送別会。で、こじんまりとした居酒屋で3次会のスタート。普段から仲のいい5人での3次会だ。

『課長〜、キャバクラのナオミちゃんは、ちゃんと僕に引き継いでくださいよ〜。』 こっちも完全に出来上がっているジュンペイがそんなネタで絡んでゆく。

『人事に行ったら、まずはあのイエスの野郎をぶっ飛ばしてくださいよ。マジお願いします。』 主任の先輩も工場長が到底許せないようだ。

『会社の成長は社員なしには語れない。人事とは、社員一人一人がモチベーションを高め、常に上昇志向を持って働ける環境を作り上げることだ。そしてそれが会社の経営戦略達成につながる。今の工場をみると、モチベーションを高めるのが難しい環境だよな。まあいろいろな経営判断の上のことだとは思うが。』 課長が熱燗を空けるスピードは止まらない。

『たしかに新しい工場長を置いた人事が正しかったのかどうかは、会社全体の今後の業績などをみなければわかりませんが、一つの人事がこれだけ社員のやる気を削いでいるという事実だけは、人事にもちゃんと伝えてもらいたいです。』 普段おとなしい先輩もこのことについては譲れないようだ。

『でも課長みたいにちゃんと部下のことを考えてくれる人が人事に行くのは、会社全体としてみれば大きなプラスですよね。課長、期待してますよ。』 俺は本心からそう思う。

『お前らの気持ちは痛いほど分かる。俺にどれだけ力があるかはわからないが、この経験を生かして頑張るつもりだ。お前らもしっかり頑張ってくれよな。』 課長から一人一人に言葉が贈られる。

言う方も言われる方も泥酔状態だが、『ケンタ、お前は人の心がわかる男だ。その心を忘れるなよ。そして絶対に偉くなれよ。』 この言葉は忘れない。

『ジュンペイ、お前にはナオミちゃんはまだ早い。ナオミちゃんを振り向かせるくらい、仕事頑張ってカッコいい男になれよ。』 たぶん、この言葉も忘れない。

こうして思い出話に花を咲かせた。


<第18話>

工場長が異動でいなくなり、課長も異動でいなくなった。そして工場の生産ラインが縮小し、ここで働く人も減っていった。それでも時は流れる。工場も動き続ける。毎日始業の鐘は鳴り、毎日終業の鐘も鳴る。

工場長が飛ばされるのを知った時、誰のために働くのか、なんのために頑張るのか、それがわからなくなった。

そんなこともあった。

工場長は相変わらずだが、新しい課長も頼りがいのあるタイプで、また違った観点から俺を指導してくれている。ジュンペイにも後輩が出来、持ち前のエネルギーでバリバリ突っ走っている。

誰のために働くのか? 『汝がために鐘は鳴る』とも言い切れない。『それは私』とスズメも言わない。

働く理由なんて人それぞれ。答えもなければ、正確もない。家族のためだっていい。自分のためだって。夢のためだって。ナオミちゃんのためだっていい。

きっと答えは1つじゃない。

そう冷静に受けとめてしまった俺。大人になったからなのか。成長したからなのか。これは進化なのか。それとも退化なのか。

Regress ? or  Progress ?


<第19話>

人事部の菊池課長のもとへ、前工場長がやって来た。「菊池くん、ご栄転おめでとう。本社はどうだい?」菊池課長は立ち上がり、前工場長を迎える。

「ご無沙汰していました。お元気そうで何よりです。」

「実はな、早期退職制度を利用しようかと思っているんだ。」 工場にいた頃よりは穏やかな顔をしている。

「知り合いのちょっとした小さな工場で働かないかと話があり、家からも近いし、前向きに話を進めていこうかなんて考えている。」 やはり、人事異動の傷は癒えないんだろうか。

「あれからいろんなことを考えたよ。辛く悲しい思いももちろんした。でも、大切なことを気付かせてくれた。」 菊池課長は完全に聞き手にまわっている。

「どうだ?やっぱり俺は出世ラインから外れた負け組みにしか見えないか?」 笑いながら前工場長は続ける。

「仕事は、わがままも許してもらったし、自分の好きなようにやらせてもらうことが出来て、本当に満足している。
この年にもなって、他人の評価が全てで一喜一憂するなんて寂しい人生じゃないか。自分の信念を貫いて今までやってきて本当に良かったと思っている。そして工場長としていい仲間たちに囲まれて、これ以上の贅沢はあるか?俺は胸をはって会社を辞めれるよ。俺は頑張ったってな。これからも、新しい現場でバリバリ頑張るさ。菊池くんとか、工場のケンタとか熱いハートの男には、後悔しない充実した仕事と人生を歩んでもらいたい。信念と誇りをもって、楽しかったと胸をはれるよう頑張って、この会社を支えていって欲しいと思うよ。老兵は去るのみ。頑張ってくれ。みんなによろしくな。」 そう言って、前工場長はこの部屋を後にした。

俺は、数週間後に菊池課長の口から聞いた。さすが男だなって率直に思った。ジュンペイもわかってんだかわかってないんだかよくわからないが、「格好いいっスね」と口にしていた。

俺は、それから全工場長に会うことはなかった。でも、前工場長は工場にいろいろなモノを残していった。一緒に働くことが出来たのはわずかだが、俺の心の中にもたくさんのモノが残っている。

「胸をはって辞められる」という言葉の意味を深く感じる。それは、時をかけて、社会をめぐって、次代に引き継がれ、そうして誰かの心に伝わっていく。そうして時代に刻まれてゆく。

そのために、鐘は鳴っているのかもしれない。


<第20話>

若さと元気だけが取り柄だったジュンペイも、今では一人前に仕事をこなしている。大きな仕事も少しずつ任されるようになってきた。そして、仕事の質と量の増加とともに、苦労や責任も少しずつ増え、時には大きな壁にぶち当たったりしているようだ。

定食屋で晩飯を食いながら、ジュンペイが聞いてきた。

『ケンタさん、工場長がかわるときに、何のために働くのかわかんなくなったって言ってましたよね。答えは出たんですか?』

『答えなんてないんだよ。ないと言うか、なくてもいいじゃんみたいな。』

『僕も最近ツラいなとか空しいなとか、たまに何で頑張ってるのかわかんなくなったりしますよ。そんな時は何で頑張ってるんだろうとか悩んだりしちゃいます。同じだなと思って。』

『仕事がうまくいってる時は、きっとそんなこと考えずにバリバリ働いていて、仕事だって仕事以外だって充実した時間を過ごしていて、そんなこと考えたりしないんじゃないかな。仕事でつまずいたり、上司や同僚と合わなかったり、仕事が上手くいってない時に、何で頑張ってるのかとか、何のために働いてるのかとか、何かのきっかけを見つけたくて、そんなこと考えたりするんじゃないかなと思って。』

僕を走らせている無数のもの 夢だったり目標だったり 誇りだったり信念だったり 家族だったり仲間だったり 楽しみだったり趣味だったり 振り返ればいろんなものが集まって 僕の背中を押してくれているはず

でも辛い時や苦しい時に それらに気がつかないで ふと立ち止まって考えてしまう 何のために走っているのか

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理由が欲しくて きっかけが欲しくて 僕らは悩み苦悩する

でもいろんなものが背中を押してくれていることに気付き 僕らはまた走り出す そうして世界は回っている

『答えなんか見つからなくても、そうやって悩んで、壁にぶち当たって、また頑張っていけばいい。辛い時は泣いてもいいし、飲んでもいいし、無理する必要なんかないよ。』 こう言いながらジュンペイがまた成長の階段を一歩ずつ登っていくのを俺は喜んでいた。

『ケンタさん。そうですね。今は辛いけど乗り越えなきゃならない壁ですよね。乗り越えた先にはまた一歩成長した俺が待っているから。』

『そうだ。頑張れよ。みんな期待しているんだから。』

『ケンタさん、辛い時は泣いても飲んでもいいんですよね。』

『ああ、リフレッシュして明日の活力を生むのも大切だからな。』

『じゃあ、これからナオミちゃんの店行きましょう。可愛い後輩の明日の活力のためですよ、先輩。』 こうして夜が更けてゆき、また明日が始まってゆく。

課長も、工場長も、部長もみんな、こうして壁にぶち当たって、成長していったはず。

僕らも同じように成長の階段を登ってゆく。出世して歴史に名を残す人も入れば、心や技術を伝承して後世に名を残す人もいる。目指すべきものは、人それぞれ。何のために働くのか、それも人それぞれ。

でも誇りと信念を大切に、明日へ生きるサラリーマン物語。

ケンタとジュンペイを代表する世代の未来に期待して。(完)


<epilogue>

ここは別世界。小さい頃、東京ディズニーランドに行った時に、ここは別世界、まるでファンタジー、なんて体験をした時のように、俺は今ここで素晴らしい体験をしている。

そう、ここは別世界、大人のファンタジー、in キャバクラ。

『ジュンペイくんお疲れ〜』

『うぃ〜』 水割りのグラスが重なり合う。

『会社という戦場でひたすら戦い続ける俺。この俺の心の隙間を埋めてくれるもの。それがナオミちゃん。君の瞳と笑顔だ。』

『もうジュンペイくんったら口が上手いんだから〜。』

『本当だってば。俺もようやく1人で仕事任されるようになってさ、嬉しいしやりがいあるんだけど、やっぱ責任も大きいし俺もまだまだ未熟で毎日大変なわけ。何のためにこんなに頑張ってんだろうとか悩みも多いしさ。どんだけナオミちゃんに癒されてるかわかってる?もうどんだけ〜。』

『そうなんだ〜。ありがとう。ジュンペイくんの真面目に頑張ってる姿とかも見てみたいな。』 

この別世界とも言える時間と空間が、お酒とともにいろいろなモノを忘れさせてくれる。

『ナオミちゃんはさ、何で毎日頑張れるの?』

『う〜ん。やっぱり私に逢いに来てくれる人がたくさんいるのも嬉しいし、私と話して楽しかったとか元気が出たとか、喜んでくれる顔を見れるのが一番かな。凄く励みになるよ。もちろんジュンペイくんの言葉もね。』

『そうだね。僕も上司の評価とか抜きに、お客さんや取引先の笑顔、仲間達の感謝の言葉、自分の中の達成感、いろいろ励みになることも多いな。もちろん一番励みになるのはナオミちゃんの笑顔だけど。』

『もうジュンペイくんったら、まともなこと言ってるようですぐからかうんだから〜。』 彼女の笑顔が僕を幸せする。

僕の幸せが笑顔をつくり、また誰かが幸せになる。

僕のした一つの仕事が また新らしい何かを生み出し 新しい何かを作り上げてゆく

僕のした一つの仕事が この世界を回り回って また誰かを幸せにして 誰かの笑顔を生み出している

そうして世界は回っている

ナオミちゃんの笑顔が僕を幸せにし 僕の仕事が誰かを幸せにしその誰かがまた新しい誰かを幸せにする

それはサラリーマンだって 政治家だって キャバクラ嬢だって ラーメン屋さんだって 主婦だって 誰かを幸せにして 誰かに幸せをもらっているのは 生きている限りみんな同じ

誰かを支え 誰かに支えられ 僕らはまた生きていく

こんな僕でも 誰かを幸せにすることが出来るんだね そう信じて 明日も頑張ろう。



〜拙い文章ですが、最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。僕の生き方、人生観、仕事観を、簡単なストーリーに乗せてまとめてみたものです。5年前の自分が考えていたこと、悩んでいたこと、振り返ることが出来ました。あれから、俺も成長しているのかな?少しはマシになってるだろう。そう信じで、明日も頑張ろうと思います。本当に、ありがとうございました。〜




kou_blue97 at 00:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
Profileです。

kou_blue97

〇札幌生まれ札幌育ち。現在は東京在住(←徳島←千葉…)。転勤族のサラリーマン。ミスチル世代の団塊ジュニア。
〇好きなモノ
 アメフト観戦、ミスチル鑑賞、blog執筆、子供とおでかけ、宮脇咲良を応援、転勤で知らない土地を満喫、現実と妄想の狭間で微笑ましく生きる、小さな幸せのかけらを積み重ねる。

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