人妻

2013年05月25日

GIFT〜love one another〜 第2話

X'masは、娘と息子のために料理に腕をふるう。

毎年恒例のクリスマスチキンと手作りケーキ。

子供達のリクエストどおり。

旦那とは10年くらいクリスマスなど過ごしていない。

もちろん旦那からはプレゼントなどない。

毎年、手作りのクリスマスケーキを美味しそうに食べてくれる子供達の笑顔が最高のX'masプレゼント。

それだけで充分に幸せ。



それに、今年は。。。

ケンジとの楽しいひと時。

「神様がくれたX'masプレゼントだったのかな。」

大切な思い出として胸に刻み込まれた。



でも、もう思い出してはいけない。

胸の奥に封印しないと。

夢は見ない。

見てはいけない。

目の前の現実という幸せを、子供達の笑顔を、大切に守らなければならないんだから。




「たぶん、人生で男の人とKissをすることなんて、もう二度とないことだろうな。。。」

ケイコは自分にそう言い聞かせた。





kou_blue97 at 00:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2013年05月24日

GIFT〜love one another〜 第1話

X'masは赤ちゃんを囲みながら家族水入らずで過ごし、年末年始は実家に帰ったケンジ。

家族の絆を再認識する時間が流れる。

胸の中につかえる罪悪感と背徳感。

夜、布団に入り寝ようとすると、ケイコの笑顔が思い出される。

「こういう風に終わって良かったんだ」 そう、言い聞かせる。

それが正しい選択。



年が明け、また現実の多忙な日々が戻る。

仕事は忙しい。

忙しくて、幸せだ。

いろんなことを忘れさせてくれる。

「家族のために、チビのためにも、頑張らないとな。」 充実した日々。



「ケンジさん、最近輝いてますね!なんかいいことあったんですか?」 昼飯を食いながら、ジュンペイが声をかける。

「まぁな。守るべきものがあると、男も強くなるんだよ。お前もそのうちわかるさ。」 軽くケンジが返す。

「今日は夕方から営業会議ですよね。終わったらパァーと行きましょうね!」



営業会議。

3月は多忙だ。スケジュール確認のため手帳を開く。

3月19日に赤いマークが。

「ケイコさんの誕生日だ。」

忘れかけていたケイコを強く思い出す。


kou_blue97 at 10:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2013年05月23日

GIFT〜love one another〜 Prologue

こないだリメイクした大人の恋の物語「Xmasの贈り物」。

続編を望む声をいただきありがとうございます。

ご期待に添えるかどうかわかりませんが、ケンジとケイコの恋の物語の続編をStartしたいと思います。

タイトルは「GIFT〜another one love〜」

見切り発車な感じで、結末もまだイメージ出来ていませんが、楽しんで読んでいただけるようゆっくり掲載していきますので、よろしくお願いします。



<主人公>

ケンジ

28歳営業マン。入社5年目。
そして結婚3年目。今年子供を授かったばかりであり、父親としても、人間としても大きく成長していく年頃。


ケイコ

37歳。一流企業に勤める夫、中学生の娘と小学生の息子がいる家庭。夫は単身赴任が長いため、実家の母と同居。昼間は外で働いている。



<前作「Xmasの贈り物」のラストシーン>

『ねぇ、俺のことを忘れさせてくれなきゃ終われないよ。』 ケンジが悲しい目でケイコを見つめる。

ケイコはしばらく無言で考えた後、目を閉じ、ケンジにもたれかかり、ケンジの唇に重なり合う。

『ばーか。そんなことしたら本気で忘れられなくなるだろうが。Merry Christmas !』

ケンジはそう囁いて、深く長い口づけをした。



kou_blue97 at 23:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年12月13日

Xmasの贈り物

かけだし金融マン(mixi)がお届けする連載シリーズ物語。



『Xmasの贈り物』



第十話



一次会が終わり、ケンジは一人で駅に向かう。



駅前の広場は12月に入ったばかりだというのにクリスマスモード一色だ。

『今年のクリスマスは、家族3人で過ごす初めてのクリスマスだな。』

ケンジは独り言をいいながらクリスマスツリーを見つめる。



街を歩く若いカップルたちを横目に、

『俺もパパか』

酔いが回り、子供の顔を思い浮かべて、自然に笑みがこぼれる。



人生はうまくいっている。

仕事もそう。

プライベートもそう。



贅沢なんか言ってられないことはわかっていても

ロマンを求めてやまない男の性を感じるケンジがいた。


kou_blue97 at 00:05|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

2008年12月11日

Xmasの贈り物

かけだし金融マン(mixi)がお届けする連載シリーズ物語。



『Xmasの贈り物』



第八話



『高橋さんってお上手ですね。』

ケイコもお世話とは言え悪い気はしない。

家と事務所の往復で、ほとんど飲み会にも顔を出さないケイコにとって、男に褒められるのは久しぶりだ。



『木村さんのような人が家で待っていたら、毎日帰るのが楽しいだろうなー。』

ケイコの目をケンジが見つめる。



ちょっと動揺気味のケイコ。

『でも高橋さんもご結婚されてますよね?

まだまだ新婚さんみたいな感じなんじゃないですか?

お子さんはいらっしゃるんですか?』



『結婚3年目で今年子供が生まれました。

まあ幸せって言えば幸せなんですけどね。

実際はいろいろありますが。』

しばらく休んでいたケンジがまたビールを飲み始める。



『じゃあ一番頑張らなきゃならない時期ですね。

仕事も家庭も。』



『そうですね。木村さんと話せて元気が出てきました。

またちょっと頑張ってきますね。』



そう言ってケンジはビール瓶とグラスを片手に、

また飲むという名の戦場へと舞い戻って行った。





ケンジと話したことにより、

自分の幸せだった時期のことを思い出すケイコがいた。


kou_blue97 at 06:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
Profileです。

kou_blue97

〇札幌生まれ札幌育ち。現在は東京在住(←徳島←千葉…)。転勤族のサラリーマン。ミスチル世代の団塊ジュニア。
〇好きなモノ
 アメフト観戦、ミスチル鑑賞、blog執筆、子供とおでかけ、宮脇咲良を応援、転勤で知らない土地を満喫、現実と妄想の狭間で微笑ましく生きる、小さな幸せのかけらを積み重ねる。

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