クリスマス

2016年11月23日

ほっこりした冬支度を求めて

鳴門の川添フルーツで行われたクリスマスマーケット

「冬のおいしい、いいモノ、いい空間...ほっこりした冬支度を」


朝10時半過ぎに駐車場に到着。

めっちゃ混んでて、車が30台以上並んでる。

こんな渋滞、徳島で初めてかもと衝撃。

というわけで、鳴門観光をしてから再訪問しよう。



まだ行ったことのなかった妙見山公園へ。

桜の名所であり、夜景スポットでもあるらしい。

でも、今日は寒すぎる・・・。

山頂にはお城。

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阿波九城の1つ撫養城(岡崎城)の城跡らしいです。

お城(トリーデなると)に入ってみる。

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遠くに見える大鳴門橋の向こう側は淡路島。

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こっちの橋は小鳴門橋と大毛島。



散策を終えて、クリスマスマーケットへ。

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柑橘の木とサンタクロースのコラボ。

徳島県内外のこだわりのお店とショップがたくさん。

一段と寒さが増す中、鳴門金時の焼きいもが美味しかった。

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さて、冬支度。

今年は、生姜シロップとキウイシロップ。

風邪予防で冬を楽しみたい!




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2015年12月29日

サンタクロースとの約束

待ちに待った冬休みに入りましたー。

冬休みの宿題のうち、最大の難関は家庭科の記録。

これも、「クリスマスケーキ手づくり記録」で完了。

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写真をって5秒後、生クリームはなだれをおこしました・・・。

北海道の雪山では、なだれに要注意やなー。



さて冬休みは北海道。

スキーや雪遊びがとても楽しみです。

本当は、ゲームが一番楽しみです。

サンタクロースは、僕の家には来てくれません。

たぶん、僕はいい子だけど、パパがいい子じゃないから来てくれないんだと思う。

でも、サンタさんは札幌のじじとばばの家には来てくれて、僕のプレゼントもおいてってくれる。

冬休みに僕が札幌に行けば、プレゼントをもらえるってこと。

だから、僕の一番の楽しみはサンタからもらうゲームなんです。

思いっきり楽しんで、夢中になって遊ばないといけないんです。

だって、世界中をとびまわっているサンタさんが、わざわざ僕のために用意してくれたゲームだよ。

本気で遊ばないと、サンタさんに失礼だし、バチが当たっちゃう。

サンタさんが、これからもずっと世界中の子供たちのために頑張っていけるためにも、僕は笑顔で遊ばないといけないんだ。

僕がゲームをやりたいんじゃなくって、サンタとの約束なんだよ。

笑顔でいっぱい遊ぶって。

約束は、守らなければならないものでしょ?

うそつきは泥棒の始まりだからさ。

だから、パパ、将来の子供たちの笑顔のためにも、たくさんゲームをやらせてね。

もちろん、外遊びもスキーも勉強もしっかりやるからさ。

よろしく。

ママには、内緒でお願いします。








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2015年12月25日

前向きにね

目に見える壁にぶち当たった時、人は苦しみもがきながら、壁を乗り越えていく。

そして乗り越えた壁の大きさを振り返ってみて、自分がどれだけ成長出来たかを目の当たりにし、自信につながる。

昔ながらの成功体験。



でも、目に見えない壁にぶち当たる時もある。

目に見えない壁って、本当に壁があるのかもわからないし、壁をかけ上がっても全て乗り越えられたのかもわからない。

目に見える壁に比べて、目に見えない壁の方がつらく厳しいんだって感じた最近の自分。



目に見えない壁の正体って、虚栄心だったり、失敗を恐れる恐怖心だったり、膨れ上がった自尊心だったり、勝手に自分が作り上げてしまったものだったりもするんだろうな。



いくつもの選択肢と可能性に囲まれて、本当に探してたものや望んでたものがぼやけていく日々。

そして誰かと比べて、劣っているところや満たされないところを探して見つけてしまう日々。

本当は、幸せなんだとしても、心の持ち方次第で、見えない壁を作り出し、もがいてあがいてしまう。

何に悩んでいるのかもわからないのに、苦悩する数日間。

まだまだ青いな、自分。

でも、そんな自分も嫌いじゃない。

適度な悩みは成長に必要だから。



でも、落ち込んで悩んでばかりもいられない。

チームを明るく楽しく盛り上げるのが自分の役割。

だから、もっともっと前向きに頑張ろう。

見えない壁なんかに構ってる暇なんかないわ。

そんな風に思えるChristmasになりました。

なんとか前向きに気持ちを切り替えられた自分に捧げる

「Merry Christmas!」



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2015年12月20日

また1つ上のステージへ

昨日(土曜日)は子供たちのスイミングの進級テストがありました。

やっと、平泳ぎをクリア。

来年からは、バタフライに挑戦です。

水が怖くて全然泳げなかった頃に比べて、少しずつ成長しています。

今年の最後に、また1つ上のステージに上がることが出来ました。

良かった。



そして、今日(日曜日)は娘のピアノのコンクールがありました。

初めてのコンクール。

まさかの金賞。

次の四国大会に参加できるみたいです。

奇跡やな。

今年の最後に、また1つ上のステージに上がることが出来ました。

良かった。



コンクールが終わって、審査結果の発表まで2時間以上空いたので、

まさか表彰されるとは思わず、鳴門市のクリスマスマーケットに遊びに行くくらいの緩い感じだったのに。



クリスマスマーケットでは、

・地元のドライフルーツ
・地元の焼いも(鳴門金時)
・地元の苺
・県内のゆこうドリンク

などを買い、味わいました。

天気も良く、結構な賑わいでした。



そして、同じく今日(日曜日)、王子スタジアム(神戸市)で「NFLフラッグフットボール日本選手権大会2015大会」が開催されました。

小学生部門では、東日本代表のジュニアシーガルズが西日本代表の草津リトルパンサーズに39−27で勝利し、優勝を決めました。

いやー凄い!
日本一やで!

息子がジュニアシーガルズに所属していた時、同じグラウンドで練習していた、1つ上の学年のお兄さんたちです。

選手のみんな、コーチの皆さん、ご家族や関係者の皆さん、本当におめでとうございます!

小学校6年生の最後に、また1つ上のステージへ成長出来ましたね。

本当に凄い!



そして先週、こんな僕を慕ってくれる後輩たち3人が気にかかり、心配だったので、

仕事や生活の状況を聞いてみたら、

3人ともそれぞれ支店の重要な役割を担っていて、

僕よりも難しい仕事をしていて、

僕よりも当然に忙しい状況で、

それでいて高いモチベーションで頑張っている。



まだまだひよっ子だったあの頃を知っている僕としては、

ちゃんと、上のステージに上がり躍進して活躍していることが、

とても嬉しくて喜ばしいこと。

もう、何も心配することなんかない。

ちょっと寂しさを覚えるけど。



後輩なんかよりも、一番頑張らないとダメで、一番心配なのは、俺じゃん、俺。

もっと頑張れ、自分!





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2015年12月04日

大人の恋の行方

「もうすぐ、クリスマスですね。」

『ああ、街を歩いていてもそんな感じだな。そんなに浮かれる歳でもないけどな。』

「実は、最近気になっている人がいて・・・。」

『なんだ?どうした?もうお前もアラフォーに差し掛かる年代にして、第二の青春か?』

「最初は素敵な人だなって思っていただけで、そういうのってよくあるじゃないですか。それが、だんだんと思いが強くなって、最近は夢にまで見るようになってきました。」

『ふーん。意外にプラトニックだな。お前らしくもない。で、相手は独身か?独身はやめとけ。』

「相手は年上で、結婚していて、子供もいて、僕と同じ環境です。」

『いいじゃねえか。憧れのお姉さん、くらいがいいよ。心の中で思っておけ。』

「でも、この好きって気持ちを伝えたいなって、最近思うんですよ。つき合って欲しいとか、恋人になりたいとかの願望はないんだけど、ただ好きって気持ちを伝えるだけでいいから。」

『それって、相手のことを何も考えてないよ。そんなので喜ぶと思うか?喜ばないよ絶対。ただの迷惑だからやめとけ。ただ、久しぶりに恋をした自分に酔ってるだけじゃん。恋を楽しみたいのはわかるけど、相手の気持ちも考えてやれ。嫌われて、今の関係だって壊れるだけだぞ。』

「ちょっとは喜んでくれるかなって淡い期待を抱いてました。たしかに、ただの迷惑かもしれないな。お互い意識して、今までみたいに仲良く出来ないのも嫌だし。でも、好きだから伝えたいな・・・。」

『まあわからなくもないけどな。でも、家庭を壊さないように程々にな。そうやって、悩んでいるうちが幸せだよ。しばらくそうやって青春を楽しめ。クリスマスだしな。』

「悩んでいるうちが幸せ、ですか?」

『そうだよ。この気持ちを伝えて、相手が喜んでくれたら嬉しいとか、もしかしたらデート出来るんじゃないかとか、いろいろ夢が膨らむだろ?そうやって楽しんでいればいいんだよ。行動には移さないで。』

「たしかに、家庭を壊す気もないし、妻を愛してるから、行動には移さないほうがいいんでしょうけどね・・・」

『そんなことで悩んでるなんて、お前は幸せだな。俺だって、そうやって悩んでいる時期が一番幸せだったかもしれないよ・・・。』

「えっ、どういうことですか?それって・・・。

『俺はさ、行動に移しちゃったんだよ。そして、相手も応じてくれて、恋に落ちた。その時は楽しかったよ。でもな、そんな恋には幸せな未来はないんだ。もう引き返せない。引き返せるうちが幸せだ。道を踏み外すなよ。大切な子供と一緒に暮らせなくなるんだからな。人生で、これ以上に後悔することなんて、ないぞ・・・。』

「せ、先輩・・・。」



−連載小説化を検討していたけど、妻の承認が得られなかったため、1話限りのショートバージョンにて提供する大人の恋の物語−







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2013年05月20日

Xmasの贈り物(remake版) 〜後編〜

Xmasの贈り物〜1つの恋の物語〜

※この物語は、4年半前に僕が書いた短編小説です。かけだし金融マンのblog(2008年12月)に掲載されているもののリメイクです。当時の僕の妄想の全てが盛り込まれています。頭ン中どんなんだったんだろう。。。

さて、後編の開始です。


<第14話>

翌朝、ケイコは普段通りに早起きして、朝ご飯をつくり、子供たちを起こすために子供部屋に入る。昨夜のときめきと心地よい気持ちが強く残っていて、久しぶりに幸せで満たされている感覚がある反面、強い罪悪感が心の中で芽生え始める。その罪悪感は、子供たちの安らかな寝顔を見たときに決定的なものとなって、ケイコの心を揺るがし始める。

ケンジと過ごした時間 ケンジからかけられる優しい言葉 ケンジに握りられる手の温もり 自分に女性として魅力を感じてくれた全てのことに対する女性としての1つの幸せ

自分が守るべき家族 命より大切な子供たちの愛 親として 妻として 人間としての使命と幸せ

ケイコは複雑な心境で、通勤電車に乗り込む。ケイコの携帯にメールが届く。

『昨日は楽しい時間をありがとうございました。ケイコさんの魅力にドンドン惹かれていく自分がいました。
また2人で飲みにいきましょうね。ケンジ』 ケイコは、特に飾り気もないただの1通のメールがこんなにも嬉しいということを知った。


<第15話>

朝会社を出て、ケンジのメールに喜び、家に帰り、子供たちと食卓を囲み罪悪感に悩むケイコ。その繰り返しの日々が続く。

正しいか正しくないかの答えは出ない。おそらく正しくないということはわかっている。ただ、変わらない日常の中で、ケンジと出会ってから、家族に対して、周りに対して、優しくなった自分がいた。

会社の後輩からも、『雰囲気変わりましたね』 なんて声をかけられるようになった。

『お化粧のノリもいいのかもしれない。なー』 なんて考えながら会社を出たところでケイコの携帯が鳴る。

『お疲れ様です。高橋です。もう会社出られました?』 ケンジからの電話だ。

『お疲れ様です。ちょうど会社を出たところですよ。』 ケイコが平静を装いながら応える。

『ちょうど近くまで来てるんで、30分だけコーヒーに付き合ってもらえませんか?』 またケンジに逢うことに少なからず危険を感じながらも、ケンジにもう一度逢いたい気持ちを抑えられず、ケイコは待ち合わせの駅前の広場の大きなChristmas treeに向かって歩き始めた。


<第16話>

賑やかなカフェで、エスプレッソとキャラメルマキアートで乾杯。ケイコとケンジの久しぶりの再会。

『もうすぐChristmasですね。ケイコさんはお子さんにプレゼント買ったんですか?』 ケンジの甘い顔にキャラメルの香りはよく似合う。

『前々からリクエストがあったんで、もう準備はしてるんだ。高橋さんは娘さんに何贈るの?』

『ケンジって呼んでくださいよ。つれないなー。』 ケンジが微笑む。

『ヒスミニの可愛い服を買いましたよ。ケイコさんは欲しいものないんですか?頑張ってる自分にご褒美とか。』

『欲しいものねー。特にないかなー。ケンジくんは?』 ケイコが聞き返す。

『僕は欲しいものがあって、サンタさんにお願いしているところ。』 ケンジの目が輝く。

『欲しいものって何ー?』 ケイコが普通に聞き返す。

『僕はケイコさんが欲しい。』 ケイコの目をしっかり見つめて、ケンジが伝える。カップを持つケイコの手が止まる。

『お酒の入ってない時に言おうと思ってた。あの日以来、ずっとケイコさんのこと考えてる。』 2人の顔が紅に染まる。

決して許されない罪深い恋だと最初からわかっていたとしたって、もう一回 ケイコに伝えたい。ケンジの気持ちがケイコに届く。


<第17話>

ケイコは驚きで凍りついた。こんなに賑やかな場所で、こんなに大勢の人がいる中で、『ケイコさんが欲しい』 なんて言われるなんて。

ケンジの大胆さに驚くとともに、ケンジの真剣さが心に響く。

『急にそんな話しても驚きますよね。お互いの家庭を大切に尊重した上で、本気の恋をしたい。真実の愛を見つけたい。そう想ってました。都合が良すぎて自分勝手な恋と思われるかもしれませんが、そうじゃないことも、僕がそんな男じゃないことも、ちゃんとわかってくれると信じてます。』 ケンジが想いを全てぶつける。

『今週の金曜日に飲みに行きましょう。もし僕の勘違いだったり、僕の一方的な盛り上がりだったとしたら、金曜日に教えてください。お願いします。』

『そんな風に想ってくれていたことも、今日こんなことを言われることも、想像もしてなかったし驚いてる。ちゃんと頭の中を整理したい。』 周りはカップルだらけのクリスマス前のカフェの中。

ケンジとケイコの間だけ、周りとは違う空気が流れている。アダムとイブのいたずらの1つ。


<第18話>

家に帰り、夕食の支度をするケイコ。夕食は最近マイブームの豆乳キムチ鍋。

『お母さん最近疲れてるみたい。大丈夫?』 娘が心配そうに聞く。

『そうかしら。寒くなってきたし、年末でバタバタしてるからかなー。しっかりご飯食べて頑張らないとね。』 ケイコは笑顔で子供たちに返す。

何か困ったことや悩み事がある時には、いつも母親や子供たちに相談してきたケイコ。でも今回ばかりは誰にも相談なんて出来ない。だからと言って家族には心配なんかかけてはいられない。

家族みんながお風呂に入った後、ケイコはゆっくり湯船につかり、ケンジのことを思い出す。

『私のことを真剣に想ってくれる人なんて、ケンジくん以外にはもう誰もいないんだろうな。私の人生の中で、もうたぶん。そう考えると、なんか寂しさが溢れてくる。』  ケイコは心の中でそう感じた。

恋なんかとうの昔に忘れていて、そんなものなくても楽しくて幸せな日々が長く続いていた。だけど一度恋を思い出しただけで、こんなにも幸せで満たされたり、悲しく切ない想いをするなんて、想像さえもしていなかった。

旦那とはしばらくまともに話すらしていない中で、金曜日が近づいてくる。Christmasの2日前の金曜日の夜が待っている。


<第19話>

待ち合わせ場所はこの前と同じChristmas treeの前。いつもの笑顔でケンジが待っている。

『今日はありがとうございます。美味しいコラーゲン鍋鍋のお店があるんで行きましょう。』 ケンジがケイコを促す。

とりあえずビールで乾杯。

ケンジはこの前の告白のことなどなかったかのように、お互いの考え方や生き方をもっとよく知ろうと、普段の話、仕事の話、小さい頃の話、最近のマイブームの話で会話を盛り上げる。

『コラーゲン鍋はお肌にいいですからね。ケイコさんの美貌がいつまでも続けばお子さん達も大喜びですよ。美貌に一番効くのは恋なんですけどね。』 ちょっとしたケンジの言葉がケイコを暖かく包み込む。

美味しい料理とお酒とケンジの笑顔と言葉と優しさ。

心も体も満たされる幸せな時間。

でも、このままケンジを受け入れて、ケンジを信じてついて行って、幸せは待っているのかどうか、幸せがいつまでも続くのかどうか、答えが出ないで時間が流れる。

『お腹もいっぱいで幸せですね。僕は最初からずっとドキドキでしたが。次のお店でゆっくりお話しましょうね。』 いよいよ2人の恋が動き始める。


<第20話>

2軒目はこの前と同じ店。雰囲気のいいカップルシートのカウンター。

ケンジはジンライム。ケイコはグランベリーのカクテル。

『僕、ケイコさんをもっと愛したい。』 さっきまでとケンジの雰囲気が変わる。

『僕もそうだし、ケイコさんもそうだけど、お互い大切な生活があって、家族があって、自分がいる。それだけで幸せだった。他には何も望んでいなかった。ケイコさんに逢うまでは。でもケイコさんに出会い、話をしているうちに、軽く触れ合ううちに、ケイコさんと恋をしたい、その想いが出てきて、良くないことだってわかっててもその気持ちは消えなかった。信じて欲しい。』 ケンジが気持ちを伝える。

『ケンジくんにあってから、毎日が楽しかったし、メールが来る度嬉しかった。そんな気持ちは何年ぶりだろう。でも家に帰って子供たちに会えば、罪悪感に悩まされていた。ケンジくんのことが好きだけど、本当に嬉しいけど、やっぱりお互い良くないよ。ツラい思いをするだけ。だから今ならまだ間に合うよ。ちゃんと奥さんとお子さんだけを愛してあげなきゃ。』 ケイコが初めて気持ちを伝える。

『家族はもちろん愛してるし、子供は何よりも大切なもの。ケイコさんとの恋ならお互いを高めあうことも、お互い幸せになることも出来るんじゃないかな。この本当の気持ちを信じたい。』 ケンジは引かない。

『まだ出会ったばかりだし、最初だけ盛り上がってるだけかもしれないよね。恋してる自分に恋したいとか。ちょっと冷静に考えた方がいいよ。私みたいな年上なんか好きになるなんてさ。』 私と恋を始めても、きっとケンジにも自分にも幸せなどやってこないことを、ケイコはちゃんとわかっている。

突き進みたいケンジと、冷静に見つめ始めたケイコのやりとりは、切り口を変え、理屈を変えて、長い間カウンターに響き渡るのだった。


<第21話>

お互いの幸せのためと、ケンジを思いとどまらせるケイコだが、ちょっとでも気がゆるむとケンジの気持ちに応じてしまいそうだ。

『私だって本当はね、恋を始めてもいいかなって思ったりもした。ツラい時に優しくされたいし、頑張った時は褒めて欲しい。ケンジくんになら本音で甘えることが出来て、女としてもちゃんと見てくれるんじゃないかって。でもね、私には子供達が一番大切で絶対に裏切れない。ケンジくんもきっとそうだよ。』 ケイコの気持ちがケンジにも届きはじめる。

『じゃあ待ちますよ。ケイコさんが俺を信じて受け入れてくれるまで、それまで待ちますよ。』 ケンジがグラスを一気に空ける。

『そんな出来ない約束なんてするもんじゃないよ。ちょっと冷静になって考えてみて。もし、10年後も同じ気持ちだったらその時はいいわよ(笑)。』

『もっと男を磨いて、また気持ちを伝えに来ますよ。何度でも。それまで変な男に騙されたりしたらダメですからね。』 ケンジが微笑み、ケイコも笑みを浮かべる。

もうすぐ日付が変わり、クリスマスイブを迎える。


<第22話>

願いは叶わなかったケンジだが、気持ちを伝えることが出来て、晴れ晴れとした表情を浮かべる。笑顔のケンジとケイコが、店を出てエレベーターに乗り込む。

『こうやって勇気を振り絞って手をつないだ時、嫌がられたらどうしょうとドキドキした。握り返してくれた時は本当に嬉しかった。』 ケンジはそう言いながら、ケイコの手を優しくつなぐ。

『私もね、すごくドキドキしたしとても嬉しかったよ。なんだか信じらんない感じだった。』 ケイコもまた握り返す。

駅までの残された時間。もう二度と2人で逢うこともないだろうことは、2人とも薄々感じている。誰にも邪魔されない2人だけの時間、誰にも邪魔することが出来ない2人だけの空間。

駅はもう目の前。終電の時間も近づいてゆく。駅に入り柱にもたれかかるケンジ。

『俺、逢えてよかったよ。』

『私もだよ。』 ケイコが向かいあう。

『ねぇ、俺のことを忘れさせてくれなきゃ終われないよ。』 ケンジが悲しい目でケイコを見つめる。

ケイコはしばらく無言で考えた後、目を閉じ、ケンジにもたれかかり、ケンジの唇に重なり合う。

『ばーか。そんなことしたら本気で忘れられなくなるだろうが。Merry Christmas !』 ケンジはそう囁いて、深く長い口づけをした。


【完】


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2013年05月19日

Xmasの贈り物(remake版) 〜前編〜

Xmasの贈り物〜1つの恋の物語〜

※この物語は、4年半前に僕が書いた短編小説です。かけだし金融マンのblog(2008年12月)に掲載されているもののリメイクです。当時の僕の妄想の全てが盛り込まれています。頭ン中どんなんだったんだろう。。。


<第1話>

『お疲れ様です。お先に失礼します。』 5時半頃、ケイコは会社を出て駅へと向かう。秋風が身にしみ始める季節。

『今日は温かいお鍋にしようかなー』 と独り言をつぶやきながら、子どもたちが待つ家へと向かってゆく。

ケイコは今年37歳。いわゆる一流企業に勤める夫がいて、中学生の娘と小学生の息子に囲まれた、そんな普通の家庭。普通以上の理想に近い家庭。

実態はちょっと違う。

夫はここ数年単身赴任中で、家庭には寄りつかない。もともと同居していた頃から、つきあいだ接待だと家庭をかえりみることなんてなかったし、女の影もちらほら見え隠れしていて、単身赴任という名目で別居が出来てお互い清々している。ケイコは子どもたちを連れて、単身赴任中だけということで、実家の母と同居して、昼間は外に働きに出る。

『子どもたちは私が守る』 そんなケイコの冬物語。


<第2話>

ケイコは最寄り駅そばのスーパーで買い物をするのが日課。夕食の準備は自分でする。そして子どもたちと夕食を食べる。

それだけは譲れない。その信念は変わらない。帰宅して夕食をつくり、子どもたちと食卓を囲む。そして台所を片付け、明日の準備をする。子どもたちが寝るまでは休まる暇がない。でも、絶対に仕事を言い訳にはしない。

私は夫とは違う。そう自分に言い聞かせて。子どもたちが寝静まった後、ゆっくりお風呂に入るのがささやかな幸せ。深夜にベッドに入り、朝早くから朝の準備。こうしてケイコの毎日が過ぎていく。

家庭を守り、子どもを育てて、外で働く。それが当たり前であり、毎日のごく普通の生活。それがたぶん、親として、人間として、生きているということなんだ。


<第3話>

ケイコの職場はオフィスビルが立ち並ぶ街の一角にある。仕事は経理だったり庶務だったり事務やら雑用やらの何でも屋さん。与えられた仕事は真面目にテキパキこなすタイプであり、若い女性陣からの評判も悪くない。事務所はそんなに大きいわけではないが、毎日多数の営業マンや業者の人達が出入りする。

たくさん事務所に訪れる営業マンたち。その中にケンジもいた。

ケンジ28歳
ケイコ37歳。

ただの営業マンと普通の事務所の女性。そんな2人の、クリスマスの物語。


<第4話>

ケンジは営業マン。実質的な営業ノルマは厳しいが、人脈が広がっていく仕事がそれなり楽しい生活。入社5年目で、営業も自分の形を築き上げつつある年頃。

そして結婚3年目。今年子供を授かったばかりであり、父親としても、人間としても大きく成長していく年頃。

『ジュンペイ。今日ちょっと飲んで帰ろうか。』 営業から戻ったジュンペイに話しかける。

『いいっスけど、最近飲み続いてますよね。ご家庭大丈夫っスか?』 ジュンペイが一応気遣う。

『仕事には打ち合わせが必要だろ。打・ち・合・わ・せ。』 ケンジが強引にジュンペイを連れ出す。

『いやー寒いですねー。こんな日はやっぱお湯割りですよね。梅入りで。』

『こう寒い日が続くと彼女に温めてもらいたくなんねーのか?早く新しい彼女見つけろよ。』 そう言ってケンジが生中を流し込む。

『彼女は欲しくてもなかなか出来ないんですよー。それよりケンジさん赤ちゃんはもうハイハイしてるんですか?』 ジュンペイが豆乳鍋をつつく。

『なんかさー。仕事もそれなりにうまくいってて、子どもも超可愛いけど、なんか家に帰りたくないんだよね。』 ケンジがジョッキグラスを見つめながら語り始めた。


<第5話>

『仕事とか接待とかで帰りが遅くなるとさ、「男は仕事だけやってれば許されるんだからいいわね」って、冷たい顔をされるんだ。』 ケンジは遠い目をして続ける。

『子育てってさ、かけがえのない幸せである反面、ものすごくエネルギーを費やす。嫁がさ、家事と育児で家庭を切り盛りして大変なのはよくわかる。感謝こそすれ、非難なんかするつもりはないよ。でもさ、俺だってクタクタになりながら仕事してきて、家族のために嫌なことがあっても耐えて。それなのにそんな冷たい態度が続けば、俺もちょっとキツいよな。なんのために頑張ってんのかなって。』 ケンジがビールを流し込む。

『うーん。難しいですね。。。』 ジュンペイが唸る。

『なーんて本当に贅沢な悩みだよな。わかってるんだ。理屈じゃなくて、頑張るしかないって。』 いつもの笑顔のケンジに戻った。

『まだ8時だな。よーし、』

『じゃあパァーッと行きましょうか。最近いいキャバクラ見つけたんですよ。ナオミちゃんって可愛い子が、』

『ばーか。俺は妻子のいる我が家に帰るよ。ジュンペイもいいかげん落ち着けよ。』 ジュンペイの優しさを感じながら、早めに帰路につくケンジだった。


<第6話>

『今日は会社の忘年会だから帰りが遅くなるね。』 子ども達にそう伝え、ケイコは家を出る。ケイコの会社では12月第一週に事務所の忘年会を行うのが恒例。所長の意向で、社員だけではなく、取引先や業者にも幅広く呼びかける。もちろんケイコも参加し、ケンジも参加する。

取引先回りで遅れて到着したケンジは、空いている下座の席に腰を下ろし、始まったばかりの所長の話に耳を傾ける。そこはケイコの隣。乾杯の音頭の前に、グラスにビールを注いでいく。ケイコがケンジのグラスに注ぐ。

『お疲れさまです。高橋さんですよね?』 ケンジははっと目を上げ、恐縮する。

『高橋です。いつもお世話になってます。』 今度はケンジが注ぎ返す。

『いつも電話いただいたり、来店されてるんで名前は覚えてますよ。私は木村といいます。よろしくお願いします。』 2人の瞳が交差する。

『乾杯〜』 乾杯の合図でケンジとケイコのグラスが触れ合う。

2人のグラスを持つ手には、それぞれの指輪が煌めいている。


<第7話>

席が隣とは言え、ケンジにとっては単なる飲み会ではなく、仕事の一環。楽しく会話している時間などなく、担当者、課長、部長と挨拶にお酌と忙しい。ビール瓶を持っていろんな人に注ぎに行く度に、注いだ以上のお酒を飲まされるのが営業マンの定め。ケンジはいつもの営業スマイルで、注がれたお酒は飲み続けた。

ケイコは普段飲まないお酒を久しぶりに飲んだこともあり、顔がほんのり赤みを浴びている。今日くらいはいいかなーとちょっとずつ飲み始めたが、いつの間にかビールも進んでいた。トイレから戻る途中、ケンジは店員さんな水を貰い一気に飲み干す。ちょっと酔いもまわり始めており、小休止の意味も込めて、ケイコの隣の席に戻った。

『お疲れさまでーす。大変ですねー?』 ケイコも酔いが回り饒舌になる。

『まあ仕事ですからねー』 ケンジも軽いノリで返す。

『木村さんはお酒強いんですか?普段も旦那さんと飲まれるんですか?』 ケンジはケイコの左手のリングを意識して会話を膨らませる。

『普段は全然飲まないんですよー。ホント久しぶりですよ。旦那はほとんど家に帰らないですし。』 ケイコが真面目に応える。適当に話を合わせればいいものを、根が真面目なので、旦那の話も普通に出してしまう。

『こんな素敵な奥さんがいるのに帰らないなんて旦那さんも大変ですね。』 営業トークの中にケンジの本音が入り交じる。


<第8話>

『高橋さんってお上手ですね。』 ケイコもお世話とは言え悪い気はしない。家と事務所の往復で、ほとんど飲み会にも顔を出さないケイコにとって、男に褒められるのは久しぶりだ。

『木村さんのような人が家で待っていたら、毎日帰るのが楽しいだろうなー。』 ケイコの目をケンジが見つめる。ちょっと動揺気味のケイコ。

『でも高橋さんもご結婚されてますよね?まだまだ新婚さんみたいな感じなんじゃないですか?お子さんはいらっしゃるんですか?』 

『結婚3年目で今年子供が生まれました。まあ幸せって言えば幸せなんですけどね。実際はいろいろありますが。』 しばらく休んでいたケンジがまたビールを飲み始める。

『じゃあ一番頑張らなきゃならない時期ですね。仕事も家庭も。』

『そうですね。木村さんと話せて元気が出てきました。またちょっと頑張ってきますね。』 そう言ってケンジはビール瓶とグラスを片手に、また飲むという名の戦場へと舞い戻って行った。

ケンジと話したことにより、自分の幸せだった時期のことを思い出すケイコがいた。


<第9話>

一次会が終わり、ケイコは一人で駅に向かう。駅前の広場は12月に入ったばかりだというのにクリスマスモード一色だ。

『今年のクリスマスはどこのケーキにしようかな。』ケイコは独り言をいいながらクリスマスツリーを見つめる。

『昔は張り切ってクリスマスプレゼントとか選んだりもしたし。可愛いコートで着飾って、ディナーに連れて行ってもらったりもしたなぁ。』 ケイコの胸の中で、恋をしていた時代の記憶が蘇る。

『私も年をとっちゃたね。』 結婚してからも、家庭のため、子供のために頑張り続けた自分に話しかける。

『でも、子供たちも元気だし、今年もまた子供たちとクリスマスを過ごせるだけでも幸せだと思わなきゃね。』 そう言い聞かせて自宅に電話を入れる。母も子供たちも、たまにはゆっくりしておいでよと気遣ってくれる。

そんな家庭の優しさを感じながら、ケイコはいつものケイコに戻り、駅のホームへと歩いてゆく。


<第10話>

一次会が終わり、ケンジは一人で駅に向かう。駅前の広場は12月に入ったばかりだというのにクリスマスモード一色だ。

『今年のクリスマスは、家族3人で過ごす初めてのクリスマスだな。』 ケンジは独り言をいいながらクリスマスツリーを見つめる。

街を歩く若いカップルたちを横目に、『俺もパパか』とつぶやく。酔いが回り、子供の顔を思い浮かべて、自然に笑みがこぼれる。人生はうまくいっている。仕事もそう。プライベートもそう。贅沢なんか言ってられないことはわかっていても、ロマンを求めてやまない男の性(さが)を感じるケンジがいた。


<第11話>

ホームで電車を待つケイコ。ちょっと遅れてケンジが同じホームにたどり着く。エスカレーターを登ったケンジは、電車を待つケイコの姿を見つけ、ケイコに引きつけられるように、一歩ずつ近づいていく。

『また逢えましたね。』 ケンジがケイコの隣に並び、話しかけた。
『高橋さん。。。』 急に声をかけられたからなのかわからないが、とてもドキドキしている自分にケイコは驚く。

『なんか素敵な女性が立っているなって思ってたら、木村さんだったんで、つい声をかけちゃいました。迷惑でしたよね。』

『そんなことないですよ。でも高橋さんって本当にお世辞が上手いですね。』 今日飲み会の話や、お互いの住んでいる所や生活の話で会話も楽しく弾む。

『次の駅前にいい雰囲気のお店があるんですよ。これからちょっとどうですか? って本当はお誘いしたいところですが、ケイコさんのお子さんも帰りを待っていますよね。今度2人で飲みに行くときにご案内しましょう。』 ケンジがケイコを誘う。

断りやすくて相手をいたわり、また相手の気持ちを探ることが出来る誘い方。一瞬の葛藤の後、ケイコはケンジの誘いに応じた。

『じゃあ少しだけ寄りましょうか。あまり遅くならないように。』 そう言って、肩を寄せ合って、2人は途中駅で降りて夜の闇に消えていった。


<第12話>

2人は駅からちょっと歩いたところにある雰囲気のいい居酒屋に入った。カウンターに通されたが、二人掛けの可愛いシートに腰をおろす。

『ここ雰囲気良くないですか?』

『なんか凄くお洒落な感じですね。こんなお店なんて若い頃にしか来たことないです。私なんか似合わないかもしれないですよね。』 店にとしても、何よりケンジの飲む相手としても、自信のないケイコが控えめに話す。

『全然そんなことないですよ。今日お逢いした時から、本当に素敵で魅力的な女性だって、ずっと感じていますから。』 ケンジの言葉には半信半疑なケイコだが、忘れかけていた感情が蘇りつつある。どれくらい時間が経っただろう。柔らかくて、居心地が良くて、いつまでも続いて欲しい特別な時間が流れた。

日常が迎えに来ることを、現実が迎えに来ることをわかっているけれど、ちょっとでもこの時間が続いて欲しいと
お互いそう強く願っていた。

『名残惜しいけど、今日はそろそろ帰りましょうか。』 ケンジがカウンターを立ち上がり、会計を済ませる。ケイコがお金を払おうとするが、ケンジは受け入れない。

『じゃあ今度デートするときには、ちょっとだけご馳走になりますね。』 完全にケンジのペースで物事が進む。ケンジの優しさと男らしさ、そしてデートという言葉に、ケイコの心は揺さぶられていくばかり。


<第13話>

2人は支払いを済ませてエレベーターに乗る。他には誰もいない。ケンジはケイコの手にそっと触れる。そして優しく握りしめる。楽しく会話が弾んだカウンターとは対照的に、エレベーター内は沈黙と緊張感に包まれる。エレベーターを降りた後も、2人の手は離れない。

『タクシーで送っていきましょうか?』 ケンジが沈黙を破る。

『まだ10時過ぎたばかりなので、電車で大丈夫ですよ。』 お互いの手から伝わる温かさい人柄を感じながら、2人は駅へと歩いてゆく。

『この時間がずっと続けばいいのに』 無意識にケンジが言葉を発する。ケイコは何も言わない。心の中で頷くだけ。ただそれだけで充分に伝わる。駅のホームにたどり着く。

『また、ケイコさんと2人で逢いたい。』 今までと異なる口調。

『私も、また逢いたいな。』 今はもう止まらない。無情にもケイコの乗る電車が到着する。

『今日はありがとう。また連絡するね。』 ケンジはケイコの髪に触れ、耳元でささやいた。こうして、2人はまた日常という世界へ舞い戻っていくのだった。

ケイコはいつもと変わらない様子で、家族と子供たちが待つ家へと帰り、いつものとおり眠りにつく。何も変わらない日常。

ただいつもと違うのは、ケイコの心の中のロウソクに、ケイコの胸の中のChristmasキャンドルに、優しく温かい火が灯ったことだった。

決して許されるものでもなく、決して認められるものでもない、1つの純粋の恋。


【前編・完】


kou_blue97 at 00:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年12月23日

クリスマス

82279766.jpgツリー


9917b7f1.jpgポプリ


f2bd36ab.jpg粘土


今日は祝日なのでひと足早いクリスマスパーティー。

先週末に花の美術館で手作りしたクリスマスポプリを飾ります。

クリスマスケーキも手作り。

生クリームを混ぜる側からつまみ食いする子供たち。

イチゴとかいろんなフルーツを切る側からつまみ食いする子供たち。

クリスマスのローストチキン1羽を解体する側からつまみ食いする子供たち。

シャンメリーで乾杯する頃には、子供たちはお腹いっぱい。

サンタさんからもらったおもちゃで遊び、サンタさんからもらった粘土で遊び、サンタさんからもらった絵本を読んで過ごしました。

今日クリスマスパーティーしたけど、明日も明後日もクリスマス気分を味わえるなんてラッキー。

サンタクロースも昨夜と今夜と明日の夜と仕事が分散出来て良かったですね。

うちには昨夜来てくれたみたいです。



サンタクロースへ

世界中の子供たちに、メリークリスマスを届けてください。



かけだし金融マン(mixi)でした。


kou_blue97 at 22:43|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2008年12月24日

Xmasの贈り物【21】

かけだし金融マン(mixi)がお届けする連載シリーズ物語【後編】。




『Xmasの贈り物』



第二十一話



お互いの幸せのためと

ケンジを思いとどまらせるケイコだが

ちょっとでも気がゆるむと

ケンジの気持ちに応じてしまいそうだ。



『私だって本当はね

恋を始めてもいいかなって思ったりもした。

ツラい時に優しくされたいし

頑張った時は褒めて欲しい。

ケンジくんになら本音で甘えることが出来て

女としてもちゃんと見てくれるんじゃないかって。



でもね

私には子供達が一番大切で

絶対に裏切れない。

ケンジくんもきっとそうだよ。』



ケイコの気持ちがケンジにも届きはじめる。



『じゃあ待ちますよ。

ケイコさんが俺を信じて受け入れてくれるまで

それまで待ちますよ。』

ケンジがグラスを一気に空ける。



『そんな出来ない約束なんてするもんじゃないよ。

ちょっと冷静になって考えてみて。

もし10年後も同じ気持ちだったらその時はいいわよ(笑)。』


『もっと男を磨いてまた気持ちを伝えに来ますよ。

それまで変な男に騙されたりしたらダメですからね。』



ケンジが微笑み

ケイコも笑みを浮かべる。



もうすぐ日付が変わり

クリスマスイブを迎える。


kou_blue97 at 07:47|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2008年12月22日

Xmasの贈り物

かけだし金融マン(mixi)がお届けする連載シリーズ物語【後編】。




『Xmasの贈り物』



第十九話



待ち合わせ場所はこの前と同じChristmas treeの前。

いつもの笑顔でケンジが待っている。



『今日はありがとうございます。

美味しいコラーゲン鍋鍋のお店があるんで行きましょう。』
ケンジがケイコを促す。



とりあえずビールで乾杯。



ケンジはこの前の告白のことなどなかったかのように

お互いの考え方や生き方をもっとよく知るために

普段の話
仕事の話
小さい頃の話
最近のマイブームの話で会話を盛り上げる。



『コラーゲン鍋はお肌にいいですからね。

ケイコさんの美貌がいつまでも続けばお子さん達も大喜びですよ。

美貌に一番効くのは恋なんですけどね。』

ちょっとしたケンジの言葉がケイコを暖かく包み込む。



美味しい料理とお酒と

ケンジの笑顔と言葉と優しさ。



心も体も満たされる幸せな時間。



このままケンジを受け入れて

ケンジを信じてついて行って

幸せは待っているのかどうか

幸せがいつまでも続くのかどうか

答えが出ないで時間が流れる。



『お腹もいっぱいで幸せですね。

僕は最初からずっとドキドキでしたが。

次のお店でゆっくりお話しましょうね。』



いよいよ2人の恋が動き始める。


kou_blue97 at 08:44|PermalinkComments(3)TrackBack(0)
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