オオゲツヒメ

2016年01月11日

阿波国一宮

年末年始の正月気分も抜けて、子供たちの体力増進と自分の運動不足解消が目下の課題。

昨日は、初詣と十日戎の間に鳴門ウチノ海総合公園にて、鬼ごっことタッチフットで汗を流しました。

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今日は、自然の中を歩こうというテーマでお出かけ先を検討。

わが家でマイブーム(自分と妻だけ)のオオゲツヒメが祀られているという一宮神社を参拝し、阿波の名城として名高い一宮城跡まで散策するコースに決まりました。

まずは、徳島市内の一宮神社。

「阿波國一宮」

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平安時代後期に阿波國一宮になったと伝えられています。

阿波国一宮を称する神社は複数ありますが、古くからは「上一宮大粟神社(神山町)」、平安時代後期に「一宮神社(徳島市)」、そして中世以降は「大麻比古神社(鳴門市)」とされているようです。

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本殿の前には2頭の馬。

そして神紋の中には、「粟」の字が。

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ちなみに、「粟」の国は、和銅6年(713年)頃に元明天皇の好字令(地名を二字で表記する)により「阿波」の国に変更されたらしいです。

大宜都比売命(オオゲツヒメ)については、何もなかった・・・残念。

気を取り直して、一宮城跡の散策へ。

山道を登ります。

石段を1段ずつ・・・。

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子供たちは、入口に用意されていた杖を使用。

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そして本丸跡へ。

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一宮城は、南北朝時代に築かれた徳島県最大級の山城。

前方に鮎喰川、後方に険しい山々がそびえ立つ自然の要害。

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三好氏と長宗我部氏の攻防の舞台にもなりました。

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徳島平野と鮎喰川を望みます。

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本丸跡の北側の小径も散策。

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結構な急こう配。

なかなかのトレーニングが出来ました。

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自然の中を1時間以上は散策出来ました。

でも、オオゲツヒメ伝説は不完全燃焼。

次回、上一宮大粟神社(神山町)と神山森林公園(イルローザの森)の散策に期待。

上一宮大粟神社は、オオゲツヒメが伊勢国から神馬に乗り阿波国に移られ、粟を蒔いて広めたという言い伝え。

境内には、邪馬台国と大宜都比売命(オオゲツヒメ)についての記載があるとのこと・・・。






kou_blue97 at 19:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2016年01月09日

食べ物の神様オオゲツヒメ(大宜都比売神)

この世界で最初に天に現れたのは、アメノミナカヌシノカミ(天之御中主神)という神様です。

三柱(最初から三番目まで)の神様は、そのお姿を地上には直接現しませんでした。

日本の国がまだ海にふわふわと漂っていた時に、五柱(五番目まで)の神様が天に現れました。
この五柱の神様は、コトアマツカミ(別天つ神)といって、それぞれ独身(ひとりみ)の神様たちです。

その後、神代七代(かみよななよ)と呼ばれる七柱の神様が現れました。
そのうちの最後に現れたのが、イザナギ(伊耶那岐命)の神とイザナミ(伊耶那美)の女神の夫婦の神様です。

天の神様たちは、イザナギとイザナミに「この海のなかにふわふわと漂っている国をしっかりと固めて完成させてほしい。」と言いました。

イザナギとイザナミが矛を降ろして下界の海水をゴロゴロとかき回してから引き揚げた際に、矛からしたたる海水が重なってできたのが、オノゴロ島(淡路島のあたりと言われる島)です。

その島に天から降り立ったイザナギとイザナミが子供を産み、淡路島(兵庫県)を生みました。

そして、四国、隠岐島(島根県)、九州、壱岐(長崎県)、対馬(長崎県)、佐渡(新潟県)を生み、そして本州を生みました。

この八つの島を、大八島国(おおやしまのくに)と言います。

ちなみに、四国は「伊予の二名(ふたな)の島」と言われ、この島は身体が1つで顔が4つありました。
 ・伊予の国はエヒメ
 ・讃岐の国はイヒヨリヒコ
 ・阿波(粟)の国はオオゲツヒメ 
 ・土佐の国はタケヨリワケ

イザナギとイザナミが国を生んだ後、十柱の神々を生み、さらにその神々が八柱の神々を生む等、神々はどんどん増えていきました。

イザナミが亡くなる前に、最後に生んだ八柱の中に「オオゲツヒメ」という神がいました。

亡くなったイザナミを追って黄泉の国に行ったイザナギが黄泉の国から地上に戻ると、イザナギは禊ぎのため川で身体を洗いました。
その際に、三柱の神が出現しました。アマテラスオオミカミ(天照大御神)、ツクヨミノミコト(月読命)、そしてスサノオノミコト(須佐之男命)です。

母(イザナミ)のもとに行きたいと泣いているスサノオは、父(イザナギ)に追放されます。
スサノオは、出雲の国のヤマタノオロチを退治した神です。

父(イザナギ)に追放されたスサノオが、おなかを空かせて近くにいた女神(オオゲツヒメ)に食事を頼みます。

オオゲツヒメは、口や鼻、尻から食材を取り出して美味しく調理しましたが、その様子をみていたスサノオは怒り、オオゲツヒメを殺してしまいます。

スサノオに殺されたオオゲツヒメの身体から植物(稲、粟、小豆、麦、豆)が生まれました。

これが日本における食物の起源と言われています。

オオゲツヒメは、穀物の神や食物の神と言われ、後の五穀の起源ともされています。



以上、古事記に伝わる話でした。

よく読むと、「オオゲツヒメ」は2回出てきます。

1つ目は、イザナギとイザナミが生み出した二番目の島である四国(伊予の二名の島)のうち、4つの顔の1つ阿波(粟)の国の名前が「オオゲツヒメ」でした。

2つ目は、その後イザナミが亡くなる前に「オオゲツヒメ」という女神を生みました。

この2つの「オオゲツヒメ」が同一人物であるという説と、別人物であるという説もあるようです。



大宜都比売神(オオゲツヒメ)は「偉大なる食物の女神」の意味。
 
そしてオオゲツヒメトは粟国の国神となる女神で、イザナギ・イザナミの御子、日本の養蚕・五穀の起源、最初の調理神、農業神。



徳島の女神さまが、食ベ物の起源なんて、とても神秘的な話ですよね!  



ちなみに、日本書紀にも食物の起源については同様の話が記されています。神様の名前が異なるようですが。



ということで、食べ物の起源という説がある徳島が、生産量全国一を誇るこの食材で、今日はパパが料理の腕をふるいました。

その生産量日本一の食材は、「菌床椎茸」と「カリフラワー」です。

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最近のわが家の定番料理。

カリフラワーとベーコンをガーリック味で炒めるだけ。

今日は特別に、椎茸とカリフローラ(スティックカリフラワー)も入れてみました。

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野菜が苦手な娘も美味しく食べられる料理です。

野菜を美味しく食べてくれる娘の笑顔が、1番の女神ですからね!



kou_blue97 at 20:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
Profileです。

kou_blue97

〇札幌生まれ札幌育ち。現在は東京在住(←徳島←千葉…)。転勤族のサラリーマン。ミスチル世代の団塊ジュニア。
〇好きなモノ
 アメフト観戦、ミスチル鑑賞、blog執筆、子供とおでかけ、宮脇咲良を応援、転勤で知らない土地を満喫、現実と妄想の狭間で微笑ましく生きる、小さな幸せのかけらを積み重ねる。

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