機併纏のこと)

2022年11月02日

心配すんな。全部上手くいく。

買いました。

「心配すんな。全部上手くいく。」

YouTuber ヒカルの初の著書です。

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1.なぜ、今「ヒカル」なのか


単身赴任になって観る機会が増えたYouTube。

2022年7月頃にYouTuberヒカルが気になりだした。

なんで今さら?

という感じがするかもしれない。

きっかけは「ホリエモンチャンネル」にヒカルが登場したから。

堀江貴文さんに「どうやって稼いでるの?」と聞かれたヒカルがこう言ってました。

・YouTubeの広告収入とアパレルの売上が中心。
・ゲーム実況からスタート。
・今は服とか靴とかアパレルの方が収益が高い。
・ReZARDというブランドを立ち上げた。
・コンセプトは、良い生地だけに特化したもの。
・プロモーションが得意で、靴1足で10億売上を達成。
・影響力とストーリー力とYouTubeを生かした販売。

ただのYouTuberじゃないんだ。

実業家やん。

20年前、自分が憧れていた堀江貴文(ホリエモン)と同じ匂いがするかも。



2.心配すんな。全部上手くいく。

ネタバレしちゃうんで、内容はあまり書きません。

自分も40歳を過ぎてある程度人生経験を積んでいる。

だから、20年前のように心に響くわけでもない。

それでも、納得するフレーズもいくつかある。

・なにが成功で、なにが失敗か。それはあなたが決めることだ。
・あなたは誰かに助けられる。あなたも誰かを助ける。そうやって僕らは成長していく。
・コミュニケーションが円滑にいくかいかないかでその成果はまるで違ってくる。
・ポジティブでいよう。ポジティブでいなければ自分の強みを見落とす。
・真似をしてそこに個性をちょっと加えてオリジナル完成。
・覚悟を決める。リスクを取る。そのときポテンシャルは最大化する。
・具体的なメリットのやりとりがあってはじめて信頼関係が生まれる。

なかなか興味深い部分も多い。

そして、ひらがなの量がちょうど良い(笑)

ちょっとマンガとアニメの話題が多いのが気になるけど。

でも、トップYouTuberであり、インフルエンサーの言葉は大きい。

自分も「心配すんな。全部上手くいく。」

なんて自信をもって言い切れないけど

「心配すんな。だいたいは何とかなる。」

って心の底から言える。

若い人たちには、ポジティブに思いっきりチャレンジしてほしい。



3.実業家 ヒカル

ヒカルは現在、Youtubeだけでなく、アパレルブランドや脱毛・化粧品などの美容関連の会社も経営。

YouTubeが永遠ではないことを理解し、影響力が高いうちに事業展開を進めています。

主力の事業はアパレルブランド「ReZARD(リザード)」

・2019年創業
・「ハイブランドと同じ着心地の服をハイブランドより圧倒的に安く」がコンセプト。
・上質でも買い求めやすいアパレルを展開。

ロコンドとのタイアップの靴を半額セールで買ってみた。

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たしかに、良質な靴。

履き心地も人生で最高かも。



とりあえず、この本を息子と娘に読ませてみよう。

何か感じるものがあるか。

自分が大学生の時に、堀江さんに抱いた感情みたいなものとか。

それもまた、楽しみの1つ。

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2022年10月29日

40代の過ごし方

そういえば、電子書籍(Kindle)で買ったけどまだ読み切ってない本がいくつか。

『できる40代は、「これ」しかやらない」』

自分ももうすぐ40代半ばに突入。

よし、しっかり読み切ろう。



「はじめに」

40代を後悔している人が多すぎる。
せっかく、やりたいことがやりたいようにできるゴールデンエイジなのに。

第1章 キャリア編
40代は「人生後半をどう生きるか」を選べる最後のチャンス



第2章 会社編
「ダークでディープな組織」を上手に泳ぐスキルを身につけよ



第3章 マネジメント編
「正しい任せ方」を知らないと、自分もチームも回らない



第4章 プライベート編
ワークをいったん手放し、「ライフ」に最大限シフトせよ



第5章 タイムマネジメント編
仕事が速い人は「これ」しかやらない



第6章 人脈編
「誰とつながっているか」で勝負が決まる



第7章 勉強編
限りある時間で、最大限の成果を得る



この下書きのまま膨らまなさそうなので、これだけ記録に残しておこう。



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2022年05月22日

「Re:Hack」が草津温泉にやってきた旅

株式会社テレビ東京コミュニケーションズと株式会社日本経済新聞社が運営する経済・ビジネスを楽しく学べるYouTubeチャンネル『日経テレ東大学』のビジネストーク番組「Re:Hack(リハック)」。

パーソナリティは半熟仮想株式会社代表かつイェール大学助教授の成田悠輔氏とフランス・パリからリモート出演をする西村博之(ひろゆき)氏。

その「Re:Hack」で山本一太群馬県知事がアテンドし、ひろゆき氏と成田悠輔氏が草津温泉にやってきた。

それだけで、衝撃と興奮。

あまりに衝撃が大き過ぎて、周りのみんなに紹介した。

そして、改めて冷静に番組を見た。

まあ、面白いけど、普通の番組かも。

あれっ?

なんであんなに衝撃を受けたんだろう。

ひろゆき氏と成田悠輔氏が好きだからという理由だけなのかも…



<理由 
【群馬県知事の行動力とYouTubeチャンネルならではのスピード感】


2022年2月13日の「Re:Hack」でゲスト出演した山本一太群馬県知事。

知事は「戦略的群馬の秘策」という対談の中で「群馬県をリトリートの聖地とする」と熱く語った。

その90分の対談の最後に、知事がこう語った。

「群馬県の魅力の温泉等を、ぜひ実際に見に来てください。」

番組側(ひらめきぱんだ)が「番組側に予算がないので、援助いただければ、旅番組を検討する。」と返した。

知事は「既存のメディアが苦手とする危険な2人にぜひ来てほしい。オピニオンリーダーとして、草津温泉に泊まって雰囲気を感じてほしい。予算は組むのですぐに来てください。」

それから1か月後。

2022年3月23日にその企画は実現した。

これって、本当に凄いことだと思う。

群馬県知事とフランス在住の有名人とイェール大学の助教授がこんなにすぐにスケジュールを調整し、1泊2日で草津温泉に来るなんて。

何よりも、知事の戦略と情熱と行動力がなにより半端ない。



<理由◆
【群馬県の今がわかる】


・春休み中の平日という要因があるものの「若者」だらけの草津温泉

・歴史ある趣と進むリノベーションが併存する温泉街

・西の河原露天風呂

・前橋中央商店街の人出の少なさとレトロな洋食

・県庁NETSUGENとtsulunosスタジオ

・tsukurunスタジオ(県内の小中学生は無料)



山本一太オフィシャルブログでも2022年5月15日に記事掲載。

「ネットの威力を思い知らされたRe:Hack群馬ロケの恐るべき反響〜ぜひ見て欲しい4つの必見動画!」

デジタル時代のネットの威力をうまく活用した山本一太群馬県知事の群馬県アピールは若者〜中堅層への効果は抜群。

群馬県の魅力が伝わりました。

「草津よいとこ 一度はおいで」

自分も行かないと。

そして、行きたいと思える番組でした。




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2021年10月22日

小説は面白い。人生を学び、共感して、豊かになる。

群馬県はクルマ社会。

たしかに、車は便利です。

でも、電車とバスがあれば、だいたいの所はどこにも行けます。

特に、電車にはメリットも大きく、風情もあります。

・移動時間を有効に使える
 (本を読めるし、睡眠もとれる)
・お酒も飲める
・疲れないし、安全

電車に乗る機会があったので、本を買おうと思いました。

普段はkindleですが、スマホバッテリーの関係もあり、たまには本も。

さて、本を読むとなると「ビジネス書」にするか「小説」にするか悩みます。

僕は「小説」が好きです。

例えば、有名な『学び効率が最大化するインプット大全』という本では、小説を読む7つのメリットが記載されています。

(1)本が好きになる
(2)頭がよくなる、脳が活性化する
(3)共感力がつく
(4)創造性が増す
(5)ストレス解消効果
(6)他人の人生を疑似体験できる
(7)楽しい、人生が豊かになる

なるほど。

「共感力」や「創造性」が増すのであれば、小説も捨てたものではない。

そして、何より楽しいのが一番。

今回読んだ本は、こちら。


<メガバンク最終決戦>

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<メガバンク絶体絶命>

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<メガバンク最後通牒>

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いずれも、波多野聖(はたのしょう)氏の作品。

やっぱり経済小説は面白い。

小説の醍醐味である「共感」を味わえるからなのかな。

感情移入して、いろいろ考えさせられますね。


<メガバングシリーズを読んで考えたこと>

ー分の中の「当たり前」を時代遅れにしなければ、いつの間にか自分が時代遅れになってしまうという感覚

たしかに、ほんとそう。

トム・ピーターズの名言ですね。

「自分で自分を時代遅れにしなければ、誰かにそうされるだけだ。」

奥が深い。

仕事でも、思いますよ。

若い人たちのスキルやマインドの高さ。

これは伸ばしていかなけばならない。

若者たちが、楽しく、モチベーション高く活躍することが大切。

まだ40代前半だけど、それは強く思います。

たぶん、この小説の主人公も40代半ばだと思う。

そして、自分が時代遅れになる日が来るのであれば、自分で一番最初に気付きたい。

せめてもの、小さなプライド。


大切にしなければならないプライド(誇り)と捨てなければならない歪んだプライド(誇り)

今からちょうど20年くらい前。

僕は、全国規模の企業に就職するか、地元企業に就職するか悩んでいた。

それぞれ、メリットもあればデメリットもある。

前者のメリットは、スケールの大きい仕事ができる。

デメリットは、努力しても大多数の1人として埋もれてしまう可能性が高い。

後者のメリットは、努力すれば経営層に近づける可能性がある。

デメリットは、地域や規模など、仕事のスケールが比較的小さい。

採用活動が進んでいく中で、地元企業の人事部長と飲みに行く機会があった。

その会社は、地元に根付いた卸売業。

狭い業界で特定されたら嫌なので、全然違うけど水産卸(仮)としよう。

いろいろな話題で盛り上がった後「何か質問ある?」と聞かれた自分は臆せずに聞いた。

「人事部長の将来の夢は何ですか?」

おそらく、40代くらいだったと思う。

「自分は、経理畑と人事畑を歩んできた。本当は、魚をやりたい。部長のポストを捨ててでも、メインの魚部門に行きたいとずっと社長に言っている。せっかく魚屋に入ったのだから、魚を知らないで人生を終えたくない。」

まだ大学生だった自分には、この気持ちを正確に理解できていなかったと思う。

でも、今なら、その気持ちは理解できるような気がする。

そんなことを20年ぶりに思い出した。


そんな43歳。

せっかくなので、今まで自分がどんな仕事観を持っていたのか、このblogで振り返ってみます。

<27歳>

・中小企業の社長様といろいろお話が出来てまた1つ世界が広がった。僕が金融マンの道を選んだ理由、それは経営者の方々と接する(生きた経済と接する)機会が多いから。普通、僕みたいな若輩者が中小企業といえど社長と会い経営マインドを語ってくれる機会なんて訪れない。立場上それが出来る。なんて幸せなんだろう。なんて勉強になるんだろう。やはり僕にとって、経営者(特に製造業)は憧れ。羨ましい。さらに製造業、モノを造るのって男のロマンじゃないですか。でも金融マンも苦労はある。お金を扱うので精神的にキツイ。融資が間に合わなかったらどうしようって夢に出てくる。自分は、経営者の熱い思いに応えられるようなスキル・知識・情報はあるのだろうか?これからちゃんと身について行くのか?永遠の課題だけど、一歩一歩進んでいくしかない。

・貸付けの仕事の醍醐味は、夢の実現を支援出来ること。金融機関に提出される事業計画には、皆様方の夢や希望が詰まっている。それは社長の夢だったり、そこで働く人の夢だったり、株主や出資者の夢だったりする。大きな事業の場合には、地域の夢・商品を購入する人の夢・サービスを受ける人の夢・子供達の夢でもあるかもしれない。ただし、事業が失敗すると多くの人々が不幸になる。夢を追い求めるあまり、周りの人々を巻き込み、多大な迷惑をかけてしまった人も少なくない。そして、それは金融機関の責任でもある。夢を支援出来る喜びと、そこに発生する大きな責任を忘れずに、日々取組んでいきたい。たしかにリスクも大きいし、成功と失敗は紙一重かもしれない。それでも夢を持つことは大切。次世代を担う子供達には、夢や希望を持ち続けられるような社会にしていかなければならないと実感。僕達には何が出来るのだろうか?


<28歳>

・僕が大学生の頃は、お金のためなんかではなくただチームが勝つために、一年間また一年間とひたすら仲間とともに頑張りました。そこには、プライドや誇りや仲間意識やいろいろなものが僕のやる気となり、辛くとも忙しくとも乗り越えてまた頑張り続けることが出来ました。そこには、闘争だけではなく協調とまさに犠牲の精神に満ちあふれていました。社会って何だろう。会社って何だろう。お金だったり、保身だったり、出世だったり、事なかれ主義だったり。もう何のために働いてるのか
わからない人たちがたくさんいます。内部の線引きとか、くだらない言い訳づくりとか、生産性のない作業とか、くだらない自己満足とかどうでもいいようなこだわりとか、そんなことに時間かけてる場合じゃない。もっとやるべきこと、お客さん対応に時間と力を費やしたい。

<31歳>

・最近、サラリーマンには限界があるなと感じている。サラリーマンなら誰もが一度は考える。僕も初めてそんなことに気付いたわけではない。ただ、仕事柄いろんなタイプの経営者の方にお会いしたり、いろんな方のblogを読んだり、良い意味で多くの刺激を受けることが出来て、ふと再認識した。サラリーマンには限界があるな、と。別に今の仕事や今の職場環境に不満があるわけではない。もちろんやりがいもあれば、自分にしか出来ないなと自負出来る仕事もある。でも、自分で完結する仕事って少ない。自分では何も決められやしない。逆に、経営者の立場では経験出来ないような大きな仕事が出来たり、大きな金額を動かせたりはしている。それは会社の看板があるから。逆に言えば、自分の権限では鉛筆1本買えやしない。そう考えると、なんか寂しい。まだ大学時代にアメフト部でディフェンスキャプテンやってた時の方が自分に権限があったし、自分で決められることが多かった。ただ、責任は全部自分が背負ってた。経営者の方々って、自分の裁量で何でも決められて、何でも出来て、自由。それは、ありふれた誤解。何でも決められて自由なんだけど、何でも決めなければならないし、全て責任を取らなければならない。サラリーマンが背負う会社の看板なんか比べものにならないくらい重いだろう。自分で経営者を選んだ人、必然的に経営者になった人、自分の意思とは関係なく、経営者になった人。いろんな経営者がいる。いろんなサラリーマンもいる。よく、会社の看板だけで付き合ってもらうんじゃなく、自分を評価して付き合ってもらえて一人前。まだまだ道のりは遠い。サラリーマンには限界があると認識した上で、いろいろやったろうじゃんか。サラリーマンだって、出来ることはいっぱいあるから。

<36歳>

・「あの人、本気で頑張っていて、かっこいい」サラリーマンの世界でも、昔はそう思える人がもっとたくさんいたんだと思う。想像だけど。経済も成長していたし、会社も大きくなっていたし。会社にも個人にも、頑張れば頑張れるだけの時間とお金も余裕があったし。たぶん、それが美徳だった。僕が社会人になった時も、まだその名残は少し残っていた。だんだん、社会も会社も環境が厳しくなり、今はコスト意識と効率性がより重視されてきている。全体的に、余裕がなくなってきている。その影響か、「あの人、本気で頑張っていて、かっこいい」と思える人も、少なくなってしまっているのではないかと思う。想像だけど。「かっこいい」という定義も、変わったんだろう。夜遅くまでバリバリ働く仕事人間も、「かっこいい」と思われなくなってきているのかも。家庭を犠牲にする時代じゃないし、仕事だけ本気な男はたしかにかっこ良くないかもしれないけど、本気になれるものが1つもない男なんかよりは、仕事だけでも本気になれる方がかっこいいと思う。今後社会を担う20代の若者達に、生き方や働きぶりが「かっこいい」と思われるよう、僕達30代や40代が頑張っていかないといけないんだろうな。本気で。

・僕の心にささった言葉。「将来、若い人たちが同じ喜びを味わうためには、今の僕らが未来を守らなければならない。今を頑張れないなら、いなくていい。」そうですね。そんな気持ち、忘れてました。振り返ってみると、僕も、今の会社に入ってから、楽しかったり、やりがいだったり、満足感や充実感を味わえたのは、その地域に受け入れられていたからであって、それは今までの先輩達が築いてきてくれたもの。だから、将来この地域で働く若い人たちが同じものを味わうためには、今の僕らがこの地で頑張り、未来を守らなければならないんだ。今を頑張れないなら、いなくていい。心に響く言葉です。残してくれたものに感謝し、それ以上のものを残していこう。そうやって、未来につながっていけばいい。この気持ちを忘れちゃいけない。思い出させてくれて、ありがとう。



若いころの自分もなかなか捨てたもんじゃなかった。

自分を育て、支えてくれた方々がいたから。

今、頑張れている自分がいる。

感謝しかない。

自分も、若い人たちを育て、支えて行かなければと、改めて思った。

そんなきっかけにもなる小説。

小説は、やはり面白い。






kou_blue97 at 21:43|PermalinkComments(0)

2021年07月06日

働くということ(誰がために鐘は鳴る)

娘の中学の土曜公開授業に参加しました。

体育館で、テーマは「働くということ」

3人の社長が、仕事観だけではなく人生観を語る。

会社勤めを辞めて起業した社長、仲間たちと起業し会社を大きくした社長、親から引き継いだ会社を発展させた社長。

それぞれ中学生にもわかるような話が上手で、「誰かのためになりたい」「社会の役に立ちたい」という点が共通。

中学生向けの話でしたが、大人が聞いても興味深かった。

この話を聞いた中学生たちは、何を思ったか、そして何を感じたか。

親や先生などの旧世代の常識が通用しなくなる時代、何が正解かもわからないスピードで変化する社会において、充実して後悔しない人生を送ってほしいものです。

そんなことを思って、願って、過去のこの話を思い出しました。


『誰がために鐘は鳴る』 〜サラリーマンの物語〜

※この物語は、13年前に僕が書いた短編小説です。かけだし金融マンのblog(2008年2月(リンク))に掲載されているもののリメイクです。


<第1話>

今日もあいつの罵声が工場に鳴り響く。マジうざい。能力も人間的魅力もなく、けつの穴も小さいくせに、ゴマすりとおべんちゃらで出世を続け、今や本社の部長。いつも工場長や現場で働く俺たちに偉そうに怒鳴り散らし、自分は定時あがりで飲み会三昧。ホントいい身分だよな。

それに比べて工場長はすげえ。口は悪いしいろいろうるさいが、部下の生活や働きやすい環境のことをしっかり考えてくれていて、何より自分が率先してバリバリ働いてる。この人にならついていきたいと思えるほど男気たっぷり。

そんな部長と工場長はそりが合わない。部長は、工場長が言うことを聞かないので面白くない。工場長は、部長の言っていることが理不尽であり、部下を思うとそんな指示は到底受けられない。

まさに水と油。

そんな中、工場長が左遷されるという噂が僕の耳に入ってきた。


<第2話>

俺の名前はケンタ。社会人3年目。小さい頃から楽しく生きることがモットーで、学生時代はやんちゃばかり楽しい日々だった。でも、曲がったことが大嫌いで、人の気持ちとか、人と人とのふれ合いとか、そういうものは大切にしてきたつもりだ。特に、大学時代にアメフトというスポーツを通じて得た経験と出会った仲間たちのおかけで、本当に大切なものは何かってことに気付くことが出来た。

で、今は某メーカーの会社に就職して3年目。工場に配属されて、ヘルメットをかぶり作業服を着ながら、現場のおっちゃんに怒られたり、どなられたりしながらもうまく連携をとり、事務やら、企画やら、運営やらを頑張っている毎日。

就職活動では、大手都銀とかからも内定をもらっていたけど、銀行なんかよりメーカーの方が、人情味があるというか、泥臭いというか、なんか人と人とのふれ合いがありそうと思ったから今の会社を選んだ。ヘルメットだってアメフトで慣れっこだし、作業着を着て現場に出れるってのも、俺にぴったりな感じだと思う。

それに、工場長も男気があり、人間の温かみを感じさせてくれる人だから、今の環境でバリバリ頑張ろうって、そんな生活を送っていた。

そんな矢先に、工場長が異動でどこかに飛ばされるなんて噂が流れてきた。
まさか。。。


<第3話>

「あなた、お風呂が沸いてるわよ。最近お疲れみたいね。温まってゆっくり休んでください。」台所から妻の声が聞こえる。

子供たちは無事に独立して、今は妻と二人暮らし。俺がこうして工場長になることが出来たのも、子供たちが無事に大人になることが出来たのも、全ては妻のおかげだ。

それは俺だけじゃない。工場で働くみんなにも、支えてくれる妻や、生きがいを与えてくれる子供たちなど、守らなければならない家族が存在するのだ。

最近、部長が進めようとしている「工場合理化計画」。合理化計画という名のリストラ、首切り。たしかに、3年前までは不採算部門で会社の足を引っ張ってはいたが、中期改善計画のもと前期は黒字回復。そして今期も黒字見込み。もう不採算部門などではない。

俺も工場長になって5年。前社長の意思を受け継ぎ、現場の前面に出て、率先して中期計画を実現してきた。工場のみんなも一生懸命頑張ってくれた。やっと軌道に乗り、さあこれからっていう時に。結果も出しているのに。理不尽な首切りなど、納得なんか出来るわけがない。そして何より、頑張ってくれている工場のみんな。口が悪かったり、不器用だったり、いろいろな人がいるが、不採算部門を黒字化するために、一生懸命頑張ってくれた。その結果として、工場の今がある。

工場のためにも、工場で働く人々のためにも、工場で働く人々が支えていかなければならない家族のためにも、俺は、この「合理化計画」という名の首切りを、絶対に阻止しなければならない。断固、反対する!!

そんな俺に、部長からの呼び出しがかかった。


<第4話>

都内の某小料理屋。「工場縮小計画。成功すれば、お前も取締役の仲間入りだな。」お酒も入り饒舌な専務が俺に伝える。業績不振で前社長が引責辞任したのは3年前。社長交代により、新社長−専務ラインの派閥の俺も、専務の計らいで事業部長へと順調に昇進。そして、今、目の前には取締役就任への道が開け始めている。これも全て専務のおかげだ。

前社長の象徴とも言えるあの工場を大幅に縮小し、前社長の息のかかった人を失脚させ、前社長の色を全て無くすこと。それは専務、ひいては新社長の意向。そしてそれが、俺の出世の条件。人事部への根回しも済んでおり、あとは後任の工場長には俺の息のかかった部下を送り込み、工場で大幅なリストラを決行するだけ。計画に問題ない。

「そろそろ実行に移す時期だな。」環八を走るタクシーの中で、俺の決意は固まった。

取締役まで、後一歩。


<第5話>

『これからの時代は国内から海外へ。我が社も生産拠点をアジアへシフトすることが必要だ。君の工場での実績は高く評価している。君の力を、我が社のアジア進出に生かすため、是非海外調査室で頑張ってもらいたい。』

人事部から呼ばれた後、事業部長から話があった。

君の実績を高く評価している、だと。とんだ狸め。だが人事部まで根回ししているとなると、どうやら俺の異動は揺るがないようだ。海外調査室か。事実上の左遷であることは誰の目にも明らかだ。たしかに、国内生産でコスト競争を勝ち抜くのは難しい。工場にもさらなる効率化が求められるのも当然だ。人員削減を含めたリストラクチャリングの必要性もやむを得ない。ただし、削減すべき人員は工場だけではなく、むしろ役員や本社にこそあり、見直し再構築すべきものは、役員や部長などの心構えにこそあろう。

長かった工場勤務の終わりが現実味を帯びてきたが、工場とその従業員の未来は閉ざしてはいけない。


<第6話>

『おい、ケンタ。ちょっと飲みに行くぞ。』 上司の課長に連れられ、居酒屋の暖簾をくぐる。

『お前、今日はいったいどうしたんだ。何ずっとふてくされてるんだよ。』
バイトと思われる店員さんが、ふてくされている俺とは対照的な笑顔で、生中2杯を運んできた。

『だって、工場長の左遷と工場の縮小なんて納得出来ないッスよ。』
ジョッキーの1/3程を流し込む。

『たしかに工場長の左遷はデメリットが多いが、工場の縮小は今の情勢を考えるとやむを得ない面もある。ケンタだってそれくらいわかってるだろ。』
笑顔がキュートな店員さんが枝豆とたこわさを運んでくる。バイトの女子大生だろうか。

『でも、工場長がいるから工場がうまくいってるのに。頑張っていて部下の信頼も厚くて、そんな人が左遷させられ、人望がないのに世渡り上手なだけで出世するなんて、そんなの絶対におかしいッスよ。何のために毎日頑張ってるのか、こんな会社にいていいのか、なんかわかんなくなってきました。』
串焼きを運んでくれたさっきのお姉さんに、生ビールのお代わりを注文する。キュートな笑顔が、大学時代のマネージャーのミキちゃんに似ている。

頑張っていたあの頃の記憶が蘇る。


<第7話>

大学4年の時、俺はアメフト部のキャプテンだった。今だから言えるが、キャプテンとしての自覚と責任は並大抵のものではなかった。ただ、キャプテンを任される以上、それは当然だった。

お金目当てではなく、私利私欲のためでもなく、自分のために、仲間のために、そしてチームのために、大学生活という貴重な時間を捧げてくれる大切な仲間達。絶対に裏切ってはいけない存在。

そんな仲間達みんなの想いを背負って、キャプテンとしての決断をしていかなければならない。明確なビジョンと、それを実現する具体的なイメージを示しながら。たかだか50人ちょっとの部活のキャプテンでさえそうなんだから、みんなの生活や将来をも背負いながら、みんなから慕われ続けたあの工場長の苦労は計り知れない。

はたして事業部長や新しい工場長は、いったいどれほどのものを背負ってくれているのか。僕たち部下に対して、どれだけ責任を感じてくれているのだろうか。不安は尽きない。

会話を続けながらも、いつの間にか、課長はビールから熱燗へと変わっていた。


<第8話>

熱燗をやりながら、課長がしんみり語り始めた。

『俺たちも入社したての頃は、やってやろうじゃねぇかと、熱いハートを持った仲間が多かったな。ケンタを見てると思い出すよ。』
ナスの浅漬けをつまんでいる課長の顔に笑みが浮かぶ。

『課長が入社した頃って、高度経済成長の時代ッスか?』

『バカやろう。俺がそんなに老けて見えるか?俺なんてついこないだも、30代かと思ったぁ〜、って言われたんだぞ。池袋のキャバクラの○×△□。。。おい、何冷たい目で見てるんだよケンタ。冗談に決まってるだろ。』
軽く無視してミキちゃん似の店員さんにハイボールを注文する。

『でもうちの会社も当時はすごい勢いだった。技術革新やらなにやらで、現場だけでなく営業や事務方でも、モノづくりの誇りを感じていられたんだ。多分、会社や仕事に夢を持つことが出来たから、出世や保身なんか考えなくとも良かったのかもしれないな。』
ハイボールの炭酸とともに、複雑な想いが胃を通じて体に響く。


<第9話>

『まあ、ケンタの言いたいことも理解出来る。そして、時代背景や経済情勢が大きく変わり、会社も右肩上がりではなくなったことも要因の1つだ。それで、お前はどうするんだ?ふてくされたままでいいのか?』
課長はいつになく真剣な眼差しだ。

『今回の会社の方針は到底納得なんか出来ません。新しい工場長にも会ったことありませんし。と言っても期待なんかしてないっすけど。課長のおかげでちょっとは頭が冷めました。馬鹿なことはしないから安心してください。モチベーションをあげるのは難しそうだけど、工場のためになんとか頑張ります。』
周りのテーブルのサラリーマン達も、ボチボチ切り上げる時間帯だ。

『ケンタ。俺たちサラリーマンは所詮仕えの身だ。だが誇りを持って、強い心を持って頑張らなきゃいかん。社会や会社の中で、汚い部分やヒドい部分が見えるときもある。そんな時も心を折るな。強い心で頑張れ。そして、今ケンタが抱いているような感情を忘れないで、お前ら若い世代がこの会社を変えていくんだ。だからくじけるな。』

酒が入っているせいか、課長の言葉で体が熱くなっていた。


<第10話>

『ご馳走さまでした。今日はいろいろありがとうございました。』
そう言って僕は課長と別れ、帰りの電車に揺られている。

課長とは色々な話をすることが出来、事実僕の心は落ち着きを取り戻しつつあった。たしかに今の俺の力では、何も変えることなど出来ないし、誰も守ることなど出来やしない。だが、真面目に一生懸命働いている人達が同じ目にあわないように、希望を持って入社してくる後輩達が同じ思いをしないように、俺は知識と経験を積み、モノを言える力をつけていくしかないんだろうな。

『長く遠い道のりだな。』
つり革に掴まりながら、独りつぶやく。周りには仕事帰りのサラリーマンやOLばかり。くたびれている姿もあれば、赤ら顔でご機嫌な姿もある。窓に映る僕の顔は、やや疲れてはいるけれども、目はまだまだ死んではいない。

駅からアパートまでの帰り道。夜空を見上げると、東京にも、北海道と同じ月が顔を出していた。
『窓にうつる 哀れな自分が 愛おしくもある この頃では 僕は僕のままで 譲れぬ夢を抱えて どこまでも歩き続けてゆくよ いいだろう? Mr.myself?』
ミスチルを口ずさみながら、僕の心は明日に向かっていた。


<第11話>

『これは本社からの指示であり、社長の意向である。』 
新しい工場長がやって来た。

あだ名は「イエスさん」。目上だけに忠実だという意味のイエスマンと、イニシャルのSさんが合わさったらしい。イニシャルではなく、部下を苛めて喜ぶからSさんと呼ばれているという説もある。まあそんなあだ名のとおりの男だ。そしてもちろん事業部長の忠実な飼い犬でもある。

『今、工場に求められていることは、コスト削減と人員削減である。いかにスムーズに工場を縮小出来るかということを第一に意識して欲しい。本社の指示通り動いてくれればそれなりの待遇が待っている。本社の方針に従わない者は、リストラの最有力候補とせざるを得ない。』 
リストラの言葉を発しながら、薄気味悪い笑みを浮かべている。

『何がリストラだ。無能な管理職を削減することが先だろ。一番最初がお前だよ。』 
と心の中で呟いた。

本社の指示に忠実な者が出世する構造。その指示が正しいか正しくないかの判断はいらない。YESと言えば、出世の階段に残り、NOと言えば、出世の階段から蹴落とされる。それが歪んだ組織の秩序であり、道徳とされている。

『こうして世界は回っていくんだ。』 
青空を見上げながら、ケンタのため息が、雲に向かって上っていく。


<第12話>

イエスさん(新しい工場長)の言葉は俺の心に響かない。前の工場長の言葉が懐かしく思い出される。

『いいかケンタ。なんでお前みたいな大卒を工場に配属させるかわかるか?よく考えてみろ?』 
そんなことも言われたっけ。

『モノづくりには、生産技術が大切なんだ。これを使ってくれる人のために、いかに良いものを、いかに早く、いかに安く作れるか、それを考えるのが俺たちプロの仕事だ。モノづくりのプロを育てるには、大学の知識なんか役に立たない。工場で何が起きているか、現場を肌で感じてもらうのがまず第1だ。だから最初は、工場なんだ。プロへの第一歩、しっかり頑張れよ。』 

たぶんこの言葉は、自分への激励の言葉だったに違いない。3ヶ月の新人研修を終え、本社や大規模支社に配属される同期がいる一方で、工場勤務を言い渡され、軽く落ち込んでいた自分に対する励ましの言葉だった。

次代を担う若い世代の気持ちを汲み取ってくれて、さりげない激励の言葉をかけてくれる心遣い。その優しさが、3年たった今でも、俺の心に響き続けている。

そうだ、俺は、工場(ここ)で頑張らなければならないんだ。前に向かって進むしかない。


<第13話>

今日も一日仕事を頑張った。

『ケンタさん、飲み行きましょうよ。たまには事務のかおりちゃんも誘って。』 
新人のジュンペイが飲みに誘ってきた。

『そうだな。よし、パーッと行くぞ。』 
ジュンペイとかおりちゃんと3人で、アジアンダイニングへ向かった。

生春巻やフォーなどでお腹も膨れてきた頃、
『なんか最近、工場の雰囲気が良くないですよね。空気が重いっていうか。』 
かおりちゃんが寂しげな目で訴える。

『全部アイツのせいですよ。トップが代わると、こうも見事に組織がおかしくなるんですね。』 
ジュンペイもいろんな思いをぶちまける。

『そうだな。あんなにやる気をそぐ人なんてあんまりいないよな。って酒が不味くなるじゃねぇか。俺らは俺らで楽しく仕事を頑張ろうぜ。』 
言ってみたものの、不平不満は渦巻いているようだ。

そんな時は、楽しく飲むに限る。というわけで、カラオケに場所を変え、ジュンペイと肩を組みながら3人で『明日があるさ』を熱唱。

これからも頑張り続ける自分と、ともに頑張っていく仲間達に、未来があることを本当に信じたい。

『あ〜楽しかったね。ストレス発散。』 
かおりちゃんもご満悦の様子。

『じゃあ帰りは気をつけてね〜。』 
とかおりちゃんを見送り、ジュンペイと繁華街にきびすを返す。

『ケンタさん、仕事でいろいろ嫌なことも多いっすけど、ホントこういう仲間って大切ですね。僕ちょっとモチベーション下がりっぱなしでしたけど、頑張ろうって気になってきましたよ。』 
酒だけじゃなく、自分にも酔い始めたようだ。

俺も熱く語りかける。 『人生はな・・・・。』


<第14話>

お互い心地良い酔い加減の中、俺はジュンペイに語りかける。

『人生はな、必ずしも平等とは限らない。今回みたいに不運な状況に陥ることも多い。嘆いていればいいのか、恨めばいいのか、それとも逃げればいいのか。』

『僕ならとりあえずやけ酒っすよ』 
ジュンペイが応える。

『まあたまにはいいよな。でもそればっかりじゃ悲しいだろ。何事も、今おかれている環境のせいにしちゃいけない。言い訳したくもなるし、恨み辛みもある。となりの芝生だって青く見えるからな。でも、格好いい生き方ってゆうのは、どんな環境だろうと、与えられた環境の中で、精一杯努力し、常に前を向いている、そんな生き方なんじゃね〜かな。』 
ヒートアップして、さらに体が熱くなる。

『そうっすね。周りの環境とかじゃなく、要は自分がどれだけ出来るかってことですよね。自分との戦い。なんか超ヤバいっすね。ケンタさんどんだけヤバいっすか。』 
ジュンペイの気分の高揚が、言葉を意味不明に変えてゆく。

『そうだ。人や周りに惑わされるな。自分の信念を貫け。やってやろうじゃねぇか。』 
繁華街で拳を握りしめるスーツ姿の若造2人が、明日の日本経済を支える。

『ケンタさん、俺、明日から超〜頑張りますよ。今日の俺なんてバイバイ、常に今の自分を超え続けてやる。信念を貫きます。』 
いつになく頼もしい後輩の姿。

『熱く語り合える仲間って、最高だな。』 
俺も清々しい気分だ。

『先輩、俺、信念を貫きます。だから、明日から頑張るために、ちょっとキャバクラ行きたいっス。この前、課長に連れてってもらったとこ。』 
ジュンペイの目が爛々と輝いている。

『しょうがねぇな。割り勘だぞ。』 
繁華街で拳を握りしめるスーツ姿の若造2人が、今日の夜の経済をも支えている。


<第15話>

前工場長のもと積み上げられてきたものが、新しい工場長により取り崩されていく現実。悪に立ち向かう正義が現れるのがドラマや小説の世界だが、そう上手くは行かないのが現実。

物事は、新しい工場長の思い通りに進んでいった。社員や作業員だけではなく、パート、派遣社員も削減されていく。取引先や下請け業者への影響も計り知れない。この大きな犠牲を、経営陣はどう考えているのか。断腸の思い、忸怩たる思いの上の経営判断だと信じたい。そうでなければ、犠牲者達は報われない。派閥争いや保身、私利私欲のための犠牲であれば、許されたものではない。

そして僕らも、今後は中堅社員として、やがては管理職として、我が社を支える歯車の1つとなっていく。その過程で、このような大きな犠牲があったこと、その上で会社の今があることを、決して忘れることなく、胸に刻み込まなければならない。それが残された者達の使命。

こんな会社、辞めようかとも考えた。でもこの使命感を抱きながら、まだまだ頑張っていかなければならない、そう意識は変わっていった。

そして、人事異動の時期がやってきた。思いもかけない異動が発表された。


<第16話>

新しい工場長が赴任してから3ヶ月。工場長の異動は例外的に行われたものであり、今回通常の人事異動の季節がやってきた。社内食堂でジュンペイと昼飯を食べながら、そんな話題が湧き上がった。

『そろそろ異動の季節ですよね。なんかソワソワしちゃいますね。』 
今日の日替わりランチはサバ味噌煮定食。
ご飯いっぱい口にほうばりながら、ジュンペイが話してきた。

『何言ってるんだよ。お前はまだ来たばかりの新人だろ。お前の異動なんかあるわけねーよ。』 
同じ日替わりを食いながら俺は返した。

『そうですけど。人事なんて何が起こるかわからないっスよ。新人だろうが何だろうが、でもそんなの関係ねぇ!!オッパッピーっすよ。』 
この前言ったキャバクラでちょっとモノマネがウケたからって、ジュンペイは最近そればっかだ。。。

『人事はどこまで考えてくれてるんだろうな。一人一人の人事異動なんて全体から見れば取るに足らないことだけど、当事者にしてみれば一大事だからな。』 
血と心の通った人事を行って欲しい。

そんな会話をした数日後、俺とジュンペイの直属の上司である課長に人事異動がなされた。

課長は、本社人事部へ栄転することとなった。


<第17話>

『課長ご栄転おめでとうございま〜す。』

『お−。みんなありがと−。』 
みんなの酌を受けて泥酔状態の課長が、相変わらずの低く渋い声で応えてくれる。もう何回目の乾杯だろうか。

今日は課長の送別会。で、こじんまりとした居酒屋で3次会のスタート。普段から仲のいい5人での3次会だ。

『課長〜、キャバクラのナオミちゃんは、ちゃんと僕に引き継いでくださいよ〜。』
 こっちも完全に出来上がっているジュンペイがそんなネタで絡んでゆく。

『人事に行ったら、まずはあのイエスの野郎をぶっ飛ばしてくださいよ。マジお願いします。』 
主任の先輩も工場長が到底許せないようだ。

『会社の成長は社員なしには語れない。人事とは、社員一人一人がモチベーションを高め、常に上昇志向を持って働ける環境を作り上げることだ。そしてそれが会社の経営戦略達成につながる。今の工場をみると、モチベーションを高めるのが難しい環境だよな。まあいろいろな経営判断の上のことだとは思うが。』 
課長が熱燗を空けるスピードは止まらない。

『たしかに新しい工場長を置いた人事が正しかったのかどうかは、会社全体の今後の業績などをみなければわかりませんが、一つの人事がこれだけ社員のやる気を削いでいるという事実だけは、人事にもちゃんと伝えてもらいたいです。』 
普段おとなしい先輩もこのことについては譲れないようだ。

『でも課長みたいにちゃんと部下のことを考えてくれる人が人事に行くのは、会社全体としてみれば大きなプラスですよね。課長、期待してますよ。』 
俺は本心からそう思う。

『お前らの気持ちは痛いほど分かる。俺にどれだけ力があるかはわからないが、この経験を生かして頑張るつもりだ。お前らもしっかり頑張ってくれよな。』 
課長から一人一人に言葉が贈られる。

言う方も言われる方も泥酔状態だが、
『ケンタ、お前は人の心がわかる男だ。その心を忘れるなよ。そして絶対に偉くなれよ。』 
この言葉は忘れない。

『ジュンペイ、お前にはナオミちゃんはまだ早い。ナオミちゃんを振り向かせるくらい、仕事頑張ってカッコいい男になれよ。』 
たぶん、この言葉も忘れない。

こうして思い出話に花を咲かせた。


<第18話>

工場長が異動でいなくなり、課長も異動でいなくなった。そして工場の生産ラインが縮小し、ここで働く人も減っていった。それでも時は流れる。工場も動き続ける。毎日始業の鐘は鳴り、毎日終業の鐘も鳴る。

工場長が飛ばされるのを知った時、誰のために働くのか、なんのために頑張るのか、それがわからなくなった。

そんなこともあった。

工場長は相変わらずだが、新しい課長も頼りがいのあるタイプで、また違った観点から俺を指導してくれている。ジュンペイにも後輩が出来、持ち前のエネルギーでバリバリ突っ走っている。

誰のために働くのか?
『汝がために鐘は鳴る』とも言い切れない。『それは私』とスズメも言わない。

働く理由なんて人それぞれ。答えもなければ、正確もない。家族のためだっていい。自分のためだって。夢のためだって。ナオミちゃんのためだっていい。

きっと答えは1つじゃない。

そう冷静に受けとめてしまった俺。大人になったからなのか。成長したからなのか。これは進化なのか。それとも退化なのか。

Regress ? or  Progress ?


<第19話>

人事部の課長のもとへ、前工場長がやって来た。
「やあ、ご栄転おめでとう。本社はどうだい?」
課長は立ち上がり、前工場長を迎える。

「ご無沙汰していました。お元気そうで何よりです。」

「実はな、早期退職制度を利用しようかと思っているんだ。」 
工場にいた頃よりは穏やかな顔をしている。

「知り合いのちょっとした小さな工場で働かないかと話があり、家からも近いし、前向きに話を進めていこうかなんて考えている。」 
やはり、人事異動の傷は癒えないんだろうか。

「あれからいろんなことを考えたよ。辛く悲しい思いももちろんした。でも、大切なことを気付かせてくれた。」 課長は完全に聞き手にまわっている。

「どうだ?やっぱり俺は出世ラインから外れた負け組みにしか見えないか?」 
笑いながら前工場長は続ける。
「仕事は、わがままも許してもらったし、自分の好きなようにやらせてもらうことが出来て、本当に満足している。この年にもなって、他人の評価が全てで一喜一憂するなんて寂しい人生じゃないか。自分の信念を貫いて今までやってきて本当に良かったと思っている。そして工場長としていい仲間たちに囲まれて、これ以上の贅沢はあるか?俺は胸をはって会社を辞めれるよ。俺は頑張ったってな。これからも、新しい現場でバリバリ頑張るさ。君とか、工場のケンタとか熱いハートの男には、後悔しない充実した仕事と人生を歩んでもらいたい。信念と誇りをもって、楽しかったと胸をはれるよう頑張って、この会社を支えていって欲しいと思うよ。老兵は去るのみ。頑張ってくれ。みんなによろしくな。」 
そう言って、前工場長はこの部屋を後にした。

俺は、数週間後に課長の口から聞いた。さすが男だなって率直に思った。ジュンペイもわかってんだかわかってないんだかよくわからないが、「格好いいっスね」と口にしていた。

俺は、それから前工場長に会うことはなかった。でも、前工場長は工場にいろいろなモノを残していった。一緒に働くことが出来たのはわずかだが、俺の心の中にもたくさんのモノが残っている。

「胸をはって辞められる」という言葉の意味を深く感じる。それは、時をかけて、社会をめぐって、次代に引き継がれ、そうして誰かの心に伝わっていく。そうして時代に刻まれてゆく。

そのために、鐘は鳴っているのかもしれない。


<第20話>

若さと元気だけが取り柄だったジュンペイも、今では一人前に仕事をこなしている。大きな仕事も少しずつ任されるようになってきた。そして、仕事の質と量の増加とともに、苦労や責任も少しずつ増え、時には大きな壁にぶち当たったりしているようだ。

定食屋で晩飯を食いながら、ジュンペイが聞いてきた。

『ケンタさん、工場長がかわるときに、何のために働くのかわかんなくなったって言ってましたよね。答えは出たんですか?』

『答えなんてないんだよ。ないと言うか、なくてもいいじゃんみたいな。』

『僕も最近ツラいなとか空しいなとか、たまに何で頑張ってるのかわかんなくなったりしますよ。そんな時は何で頑張ってるんだろうとか悩んだりしちゃいます。同じだなと思って。』

『仕事がうまくいってる時は、きっとそんなこと考えずにバリバリ働いていて、仕事だって仕事以外だって充実した時間を過ごしていて、そんなこと考えたりしないんじゃないかな。仕事でつまずいたり、上司や同僚と合わなかったり、仕事が上手くいってない時に、何で頑張ってるのかとか、何のために働いてるのかとか、何かのきっかけを見つけたくて、そんなこと考えたりするんじゃないかなと思って。』

僕たちを走らせている無数のもの 
夢だったり目標だったり 
誇りだったり信念だったり 
家族だったり仲間だったり 
楽しみだったり趣味だったり 
振り返ればいろんなものが集まって 僕てちの背中を押してくれているはず

でも辛い時や苦しい時に それらに気がつかないで ふと立ち止まって考えてしまう 何のために走っているのか

ナンノタメニガンバッテイルノカ

理由が欲しくて きっかけが欲しくて 僕らは悩み苦悩する

でもいろんなものが背中を押してくれていることに気付き 僕らはまた走り出す 
そうして世界は回っている

『答えなんか見つからなくても、そうやって悩んで、壁にぶち当たって、また頑張っていけばいい。辛い時は泣いてもいいし、飲んでもいいし、無理する必要なんかないよ。』 
こう言いながらジュンペイがまた成長の階段を一歩ずつ登っていくのを俺は喜んでいた。

『ケンタさん。そうですね。今は辛いけど乗り越えなきゃならない壁ですよね。乗り越えた先にはまた一歩成長した俺が待っているから。』

『そうだ。頑張れよ。みんな期待しているんだから。』

『ケンタさん、辛い時は泣いても飲んでもいいんですよね。』

『ああ、リフレッシュして明日の活力を生むのも大切だからな。』

『じゃあ、これからナオミちゃんの店行きましょう。可愛い後輩の明日の活力のためですよ、先輩。』 
こうして夜が更けてゆき、また明日が始まってゆく。

課長も、工場長も、部長もみんな、こうして壁にぶち当たって、成長していったはず。

僕らも同じように成長の階段を登ってゆく。出世して歴史に名を残す人も入れば、心や技術を伝承して後世に名を残す人もいる。目指すべきものは、人それぞれ。何のために働くのか、それも人それぞれ。

でも誇りと信念を大切に、明日へ生きるサラリーマン物語。

ケンタとジュンペイを代表する世代の未来に期待して。(完)


<epilogue>

ここは別世界。小さい頃、東京ディズニーランドに行った時に、ここは別世界、まるでファンタジー、なんて体験をした時のように、俺は今ここで素晴らしい体験をしている。

そう、ここは別世界、大人のファンタジー、in キャバクラ。

『ジュンペイくんお疲れ〜』

『うぃ〜』 
水割りのグラスが重なり合う。

『会社という戦場でひたすら戦い続ける俺。この俺の心の隙間を埋めてくれるもの。それがナオミちゃん。君の瞳と笑顔だ。』

『もうジュンペイくんったら口が上手いんだから〜。』

『本当だってば。俺もようやく1人で仕事任されるようになってさ、嬉しいしやりがいあるんだけど、やっぱ責任も大きいし俺もまだまだ未熟で毎日大変なわけ。何のためにこんなに頑張ってんだろうとか悩みも多いしさ。どんだけナオミちゃんに癒されてるかわかってる?もうどんだけ〜。』

『そうなんだ〜。ありがとう。ジュンペイくんの真面目に頑張ってる姿とかも見てみたいな。』 

この別世界とも言える時間と空間が、お酒とともにいろいろなモノを忘れさせてくれる。

『ナオミちゃんはさ、何で毎日頑張れるの?』

『う〜ん。やっぱり私に逢いに来てくれる人がたくさんいるのも嬉しいし、私と話して楽しかったとか元気が出たとか、喜んでくれる顔を見れるのが一番かな。凄く励みになるよ。もちろんジュンペイくんの言葉もね。』

『そうだね。僕も上司の評価とか抜きに、お客さんや取引先の笑顔、仲間達の感謝の言葉、自分の中の達成感、いろいろ励みになることも多いな。もちろん一番励みになるのはナオミちゃんの笑顔だけど。』

『もうジュンペイくんったら、まともなこと言ってるようですぐからかうんだから〜。』 
彼女の笑顔が僕を幸せする。

僕の幸せが笑顔をつくり、また誰かが幸せになる。

僕のした一つの仕事が また新らしい何かを生み出し 新しい何かを作り上げてゆく

僕のした一つの仕事が この世界を回り回って また誰かを幸せにして 誰かの笑顔を生み出している

そうして世界は回っている

ナオミちゃんの笑顔が僕を幸せにし 僕の仕事が誰かを幸せにしその誰かがまた新しい誰かを幸せにする

それはサラリーマンだって 政治家だって キャバクラ嬢だって ラーメン屋さんだって 主婦だって 誰かを幸せにして 誰かに幸せをもらっているのは 生きている限りみんな同じ

誰かを支え 誰かに支えられ 僕らはまた生きていく

こんな僕でも 誰かを幸せにすることが出来るんだね 
そう信じて 明日も頑張ろう。

(久しぶりに読み返したけど、結構面白かったなぁ)

kou_blue97 at 20:59|PermalinkComments(0)

2021年06月25日

単身赴任も3か月が経過しました

単身赴任生活も3か月になりました。

それまではあまりできていなかった、食事の準備、後片付け、買い物、洗濯、掃除等…。

今まで、しっかりとやってくれていた妻には、改めて感謝ですね。

いつもありがとう。

これからもよろしく。



というわけで、僕も、一通りの家事はやっているつもりです。

家事に必要な家電。

新生活応援5点セットと呼ばれるものは揃えました。

・冷蔵庫
・洗濯機
・掃除機
・電子レンジ
・炊飯器


冷蔵庫は毎日使ってます。

洗濯機は、週に5回くらい。

掃除機は、週に1〜2回(少ないか)。

電子レンジは、3か月で5回くらいしか使ってない。

炊飯器なんて、3か月で3回くらいか。



電子レンジは、お惣菜を買ってきたときに使ったくらい。

コンビニ弁当や冷凍食品を買わないので、いらなかったかも。

炊飯器は、お昼ご飯として、白米と豚汁を会社に持参し始めて数日。

「俺、白米食うほどエネルギー消費してなくね?」

と気がつきました(←もっと仕事頑張れよ)。

糖質制限の食生活が苦ではなくなってきたので、しばらく使わそうです。


そんな僕の食生活。

ちゃんと、自炊してます。


<こんにゃくのから揚げ>

DSC_0676


これは、もっと味を染み込ませてから揚げないといけないんだね。

DSC_0678


味が染み込んでませんでした。

また、やってみよう。


<刺身こんにゃく>

DSC_0683


酢みそで食べても美味しい。

にんにく&ごま油で食べたら、レバ刺し風味。


<こんにゃくパスタ>

DSC_0763


パスタを食べたくなったら、コープのパスタソース。

アラビアータなんて、100kcalですよ!奥さん。

+こんにゃくですから、ヘルシー。

DSC_0753


カルボナーラだって、124kcal。


<まえばし麦豚カレー>

DSC_0747


オンザライスではなく、オンザこんにゃく&しめじ。

DSC_0748


前橋の食材(麦を食べて育った豚肉・大島梨・野菜)でつくられたカレー。


<いつもの群馬県産食材のみそ汁>

DSC_0715


にんじん、鮮やか。


<群馬の野菜は種類が豊富で美味しい>

DSC_0717


野菜はたくさん食べましょう。


<ぼんじり焼き>

DSC_0719


お肉も基本は群馬県産しか買わないんだけど。

ぼんじりの魅力には負けました。

産地が書いてなかったけど、国産だから許して。



歩いたり、自転車に乗ったり、筋トレしたりして、こんな食生活を続けていたら、3か月で体重が△13.7圈

平均すると、1日に△150gで、ちょうど1週間で△1圓箸いΨ彁擦砲覆蠅泙后

普通の人ならこうはならない。

余分なお肉がたくさんついているからだけどな。

でも、このままいくと1年(52週)で△52圈

1年と数か月で、体重0圓砲覆觀彁察

目指せ、体重ゼロ!!
(よいこは絶対にマネしないでね)


kou_blue97 at 22:41|PermalinkComments(0)

2021年06月13日

白井屋ホテル〜地域イノベーション、前橋モデル〜

単身赴任生活には欠かせない「YouTube」

「カワウソAty」や「柴犬らら」などに癒されています。

いつも勉強になるのは「NewsPicks」という、ソーシャル型オンライン経済メディア。

人々の発見と理解の欲求に応えたいというビジョンのとおり、経済について面白く学べます。

堀江貴文の「HORIE ONE」や落合陽一の「WEEKLY OCHIAI」などを配信。

通常は、東京のスタジオで撮影されていますが、この間「WEEKLY OCHIAI」が群馬県前橋市で撮影されていました。

撮影場所は、白井屋ホテル(群馬県前橋市本町)

多忙を極めるだろうこの3人が、わざわさ撮影のため前橋市まで来ること自体がその凄さを裏付けます。

・落合陽一(メディアアーティスト、筑波大学助教授)
・宮田裕章(慶應義塾大学医学部教授、データサイエンス専門)
・田中仁(螢献鵐坤曄璽襯妊ングス代表取締役、田中仁財団代表)



<白井屋ホテル>

明治初期、絹産業におけるイノベーションを興し、日本近代化の先駆けとなった群馬県前橋市。

この街で旧宮内庁御用達の老舗旅館「白井屋」は、森鴎外や乃木希典など、多くの芸術家や著名人に愛されてきましたが、2008年に長い歴史に幕を閉ざしました。

その後、取り壊しの危機の中、前橋市の活性化活動「前橋モデル」を主導する田中仁財団の活動の一環として2014年に再生プロジェクトがスタート。

2020年12月に「白井屋ホテル」として、創業300年の歴史が新たなアート・食文化・歴史の発信源として蘇りました。

DSC_0722~2


宮田裕章「前橋の可能性を大きく広げた素晴らしいホテル。この空間体験、宿泊体験そのものが、既存のものと格段に違う。各部屋に個性があり、研ぎ澄まされた空間は『精神と時の部屋』に通じるものがある。」

今回の「WEEKLY OCHIAI」のテーマは、「起業家が挑む『地域イノベーション』その鍵は何か?」

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前橋市出身の田中仁は、地域創生・活性化のため2013年に田中仁財団を設立。

「群馬イノベーションアワード」や「群馬イノベーションスクール」を立ち上げ、文化・芸術の振興と企業支援に取り組む。

HORIZON_0001_BURST20210611181634224_COVER~2


本プロジェクトに際しては、世界中のアーティスト、デザイナー、街の人々が協力。

五感を総動員して、アートやデザインを味わう特別な空間。

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夜の顔。

HORIZON_0001_BURST20210612194124352_COVER~2


なんだろう。

ホテルではない、新しい風景。

歴史を未来につなぐランドマーク。

DSC_0735~2


コロナ禍でもあり、ホテルの中には入らない。

ホテル内部の吹き抜けは圧巻らしい。



〜田中仁語録〜

・地域で一番大切なのは、そこに住んでいる人たちの熱量
・運と縁で今がある。だからこそ、地域のために役立ちたい。そして、地域の人たちと活動するほうが人生が豊かになる



kou_blue97 at 14:30|PermalinkComments(0)

2021年03月28日

よろしくね、群馬

ほぼ初めての群馬県。

初めての、前橋市。

前橋生活始まりました。



群馬県は、10年前に仕事で太田市に行ったことがあるくらい。

その時も、東武伊勢崎線で東側から群馬県に少し入っただけ。



<ぐんまちゃん>

DSC_0145


群馬県の宣伝部長さまのようです。



<群馬県庁>

DSC_0153


前橋城の跡地らしい。

ニューイヤー駅伝のスタート・ゴール地点とのこと。

33階建て。展望台があるようなので、行かねば。



<利根川>

DSC_0171~3


いわずと知れた「坂東太郎」。

四国三郎のお兄ちゃんですね。

利根は、坂東一の川。

千葉県に住んでいた時に、香取市〜東庄町〜銚子市と利根川の下流がありました。

DSC_0172~2


早速、自転車で利根川沿いをサイクリング。

DSC_0174~2




<広瀬川>

DSC_0148


利根川水系の一級河川。

中央前橋駅(上毛電鉄)から散策。

桜も咲き始めてます。

DSC_0150




群馬を楽しみたいです。

よろしくお願いしますね、群馬。



kou_blue97 at 11:37|PermalinkComments(0)

2021年03月25日

ありがとう東京

東京で過ごした4年間。


東京を象徴しているロボットみたいなビルの街で4年間、目一杯、精一杯、働いた。何のために、誰のために、頑張らなければならないのかわからなくなる時もあった。
でも、同じビルで働いている仲間たちは、みんな優しくて、みんな最高だった。

だから自分も頑張れた

東京と言えども、生活圏内の杉並や練馬は、それなりに緑もあった。
息子は、中学に入学するタイミングで見知らぬ東京に引っ越した。慣れない環境でも、めげずにコツコツと頑張り、行きたい高校に入った。
娘は、小学校の途中で転校となったけど、友達が家によく来たりしてた。新しく始めたフラッグフットボールも、体力がなく苦しみながらも、3年間頑張った。
妻は、忙しい自分が家のことを何もしない中で、家のことも子供たちのことも、しっかりと頑張ってくれた。

だから自分も頑張れた

フラッグフットボールの子供たちも、コーチの仲間たちも、たいした指導もできない自分を温かく迎えてくれた。子供たちも一生懸命に頑張った。青空と緑の芝生とたまに固い土、子供たちの頑張る顔と笑顔に元気をもらえた。


だから自分も頑張れた



正直、この4年間は忙しくて、しんどかった。
でも、東京に来て、この4年間を過ごせて本当に良かった。
とても充実した日々だった。
そして、人間的に成長できた。
これもすべて、周りにいてくれた人たちのおかげです。
本当に感謝しかありません。

人生で、東京に住むことは二度とないかもしれないけど、とても大切な思い出になったよ、東京。

ありがとう。

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kou_blue97 at 08:00|PermalinkComments(0)

2020年12月27日

熊本、おいしかった

熊本県は、世界最大級のカルデラを有する阿蘇や、美しい島々からなる天草に代表される素晴らしい自然にあふれています。

また、阿蘇山、九州山地に源を発する菊池川、球磨川などの一級河川や豊富な地下水など、水資源にも恵まれています。

このような豊かな自然の恵みを背景に、米、野菜、果樹、畜産をはじめ、多彩な農畜産物が生産されています。

DSC_0012


飛行機から見ても、熊本は農地が広がっています。

そんな熊本の大地の恵み。

DSC_0016


馬刺し。

馬肉は、栄養価が高く、食べても太りにくい。

そして、低アレルギー食品かつ低カロリー・高タンパク質・低脂肪・高ミネラル、と言われています。

馬肉・馬刺しを食べる文化が広まったのは、肥後熊本藩初代藩主の加藤清正にルーツであるという熊本県の俗説が有力らしい。

DSC_0033~2


あか牛。

日本が誇る「和牛」は4種類。

くまもとあか牛は、その1つである褐毛和種(あかげわしゅ)の代表。

あか牛は、耐寒・耐暑性に優れており、放牧に適し、性格がおとなしく飼育しやすいという特性を持っています。

そして、肉質は赤身が多く、適度の脂肪分も含み、うま味とやわらかさ、ヘルシーさを兼ね備えています。



熊本、美味しかったです。
(仕事です)



kou_blue97 at 22:40|PermalinkComments(0)
Profileです。

kou_blue97

【自己紹介】
・札幌生まれ札幌育ち
・現在は群馬在住
(←東京←徳島←千葉…)
・転勤族のサラリーマン
・ミスチル世代の団塊ジュニア

【好きなモノ】
・アメフト観戦
・ミスチル鑑賞
・子供とおでかけ
・転勤で知らない土地を満喫
・現実と妄想の狭間で微笑ましく生きる
・小さな幸せのかけらを積み重ねる

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  • 白衣観音 慈悲の御手
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