2023年04月29日

館林の里沼文化「城沼」を一周

令和元年度文化庁「日本遺産」に認定された舘林の「里沼」

<里沼>

「祈り」「実り」「守り」の沼が磨き上げた館林の沼辺文化

・沼は、古代・万葉の頃には「隠沼」と詠われ、水辺の草木に囲まれてひっそりとした佇まいを持ち、人を寄せつけない神聖な場。
・いつしか、人々が沼に近づき集う中で、暮らしと結びつき、沼と共生した生業や文化が生まれ、沼は「里沼」となった。
・里沼は、自然と暮らしが調和した生活文化を今に伝える、我が国の貴重な財産。
・新田開発や近代化の波にもまれ、各地から沼が消え去りつつある今、館林では、時を重ねながら、それぞれの特性を磨いてきた、希少な里沼を見ることができる。

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<城沼>

「守りの沼」
〜城と躑躅ヶ崎を守ってきた城沼〜

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・550年前、周囲5劼療貔召忘拂垢ぞ訃造鯏形海陵彝欧箸靴憧枸咯襪築かれた。
・城沼は館林城の建つ台地を取り囲む外堀の役目をし、武将たちにとって「守りの沼」となった。
・沼によって守られた堅固な城は、近世になると江戸を守護する要衝として、徳川四天王の榊原康政や、五代将軍となる徳川綱吉の城となり、守りを固めるための城下町を広げ、その周囲に水を引き入れ、堀と土塁で囲った。

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・「守りの沼」には、二つの伝説が。
・一つは龍神伝説。沼に人を寄せつけないため、城沼は沼の主・龍神の棲む場となり、城下町にはその伝説を伝える井戸が残る。
・もう一つはつつじ伝説。今から400年程前、「お辻」という名の女人が龍神に見初められ、城沼に入水した。それを悲しんだ里人は沼が見える高台につつじを植え、その地を「躑躅ヶ崎」と呼んだ。歴代の館林城主はそこにつつじを植え続け、花が咲き誇るようになった高台を築山に、城沼を池に見立てた雄大な回遊式の大名庭園を造り上げた。
・城主によって守られてきた躑躅ヶ崎は「花山」とも呼ばれ、花の季節には里人たちにも開放された。

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・明治維新後の近代化は「守りの沼」を大きく変貌させた。
・江戸時代に禁漁区となって人を寄せつけなかった城沼は、里人たちに開放されて漁労や墾田、渡船などが営まれ、「里沼」としての歴史を歩み始めた。



<つつじが丘公園>

「花山公園 つつじの名所」

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日本の歴史公園100選となった1万株のつつじが植えられている公園。

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館林城の歴代城主から現在まで手厚い保護・育成が図られているつつじ。

樹齢800年を超えるヤマツツジの巨樹群が自然形のままで保存。

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つつじの花は4月下旬から5月が見ごろ

毎年「館林つつじまつり」が開催

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「躑躅ヶ岡」の名称で国の名勝に指定

地元では「花山」の名前で親しまれる



<蓮(ハス)>
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夏には「城沼花ハスまつり」が開催

城沼にも大量に蓮が繁茂するらしい。

大きく広がるハスの葉を見てみたい。


<梅>
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公園には梅園エリアも。

蝋梅の見頃は1月中〜下旬ころ。



<鶴生田川>

「こいのぼりの里まつり」

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館林市を流れ城沼に注ぐ「鶴生田川」

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鶴生田川からつつじが丘公園にかけて数千匹の鯉のぼり

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その数は2005年に世界ギネス記録にも認定されました。

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夜にはライトアップも行われるみたい。



<JA直売所「ぽんぽこ」>

城沼の散策路「朝陽の小径」を歩くと…

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ちょうど沼の東端にJA邑楽舘林の直売所

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歩きながら「四季トマト」

大地の恵み、美味しい。



<文学の小径>

城沼の遊歩道を歩いていると…

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道路に何かが。

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「も」

茂林寺の 童話で名高い 分福茶釜

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「館林かるた」

群馬県で有名な「上毛かるた」だけやない

地域に根差した郷土かるたも各地にあります。

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「く」

苦心して 製粉おこした 貞一郎

あの日清製粉の創業の地です!



<田山花袋>

田山花袋(たやまかたい)
・1872年生まれ
・群馬県館林市に出生
・小説家
・自然主義派

<田山花袋記念館>
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田山花袋の代表作
・蒲団
・田舎教師

<館林市第二資料館>
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元上毛モスリン衙楷

明治・大正期に当地で織物業で近代化に寄与した企業。

対象バブルの影響で投機的投資家による経営悪化で破綻。

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田山花袋旧居

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・田山花袋が7歳から14歳まで過ごした家
・江戸時代の小規模武家屋敷のひとつ

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たんぽぽの綿毛と館林市役所。



館林の城沼を1周してみたら
「歴史」
「文化」
「自然」
が満ち溢れていて、癒された。



kou_blue97 at 23:58│Comments(0) 供淵廛薀ぅ戞璽箸里海函 | Ψ嫁

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kou_blue97

【自己紹介】
・札幌生まれ札幌育ち
・現在は群馬在住
(←東京←徳島←千葉…)
・転勤族のサラリーマン
・ミスチル世代の団塊ジュニア

【好きなモノ】
・アメフト観戦
・ミスチル鑑賞
・子供とおでかけ
・転勤で知らない土地を満喫
・現実と妄想の狭間で微笑ましく生きる
・小さな幸せのかけらを積み重ねる

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