2021年04月25日

富岡製糸場と絹産業遺産群(世界遺産)

2014年6月、「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産に登録。

日本の発展を支えた絹。

世界の人々の生活を華やかに変えた絹。

今でも続く絶え間ない技術革新と技術交流の原点を伝える証。

DSC_0384


正門入り口を進むと見えるのがこの建物。

「東置繭所」

1階は事務所や作業場、2階は乾燥させた繭を貯蔵。

DSC_0383~2


明治5年と刻まれています。

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骨組みは木造、壁は煉瓦。

この煉瓦は、甘楽町の窯で作られたもの。

DSC_0376


こちらは「繰糸所」

繭から生糸を取り作業が行われていた場所。

DSC_0377


創業当初はフランス式の繰糸器300釜が設置された世界最大規模の製糸場。

今設置されている機械は、昭和41年以降の自動繰糸器。

DSC_0381


置繭所は東と西に1棟ずつ存在。

DSC_0382


東置繭所2階。

一度乾燥させた繭をさらに自然乾燥させてカビなどを防ぐため、風通しのよい2階で保管。

DSC_0385


富岡製糸場の設立には、日本政府が指導者(首長)としてフランス人のポール・ブリュナを雇いました。

養蚕が盛ん、交通の便、動力源の水や石炭が豊富等の理由で富岡の地が選定されます。

日本政府は、工女募集の通達を出したところ、「富岡製糸場へ入場すると外国人に生き血を取られ、ワインとして飲まれる」というデマが流れ、人集めは難航したとのこと。

これに対し、初代製糸場長が自分の娘(14歳)を工女第1号として入場させて範を示したとも言われています。

富岡製糸場は、器械製糸の普及や技術者育成という目的が果たされた1894年、民間に払い下げされ、三井家、原合名会社を経て、片倉製糸紡績に合併されます。

富岡製糸場で生産された生糸は、世界中から「最高級品」と言われ、輝かしい軌跡を残します。

1987年、生糸価格の低迷や化学繊維の普及、安価な輸入品の増加等により日本の製糸業は衰退し、惜しまれながら富岡製糸場は長い歴史に幕を閉じます。

長い歴史の幕を閉じ、近代化の歴史を示す世界遺産として、これからも多くの人たちに歴史の重みを伝えてくれることでしょう。

DSC_0386


シルクのような口当たりの「絹しゅうまい」

信州屋旅館として、昭和30年代から宿泊客の食事に出していたとのこと。

富岡製糸場を訪れる人たちも口にしていたのかもしれませんね。




kou_blue97 at 10:33│Comments(2) 供淵廛薀ぅ戞璽箸里海函 | Ψ嫁

この記事へのコメント

1. Posted by こぶたナース   2021年04月26日 21:45
富岡製糸場は一度行ったことがあるんです
まだ工事中だった頃でしたが
見応えのある施設でした
また行ってみたい場所です
2. Posted by kou_blue97   2021年04月29日 13:33
>こぶたナースさん

富岡製糸場行かれたことあるんですね?
一番奥の西置繭所も新たに開放されたようなので、またぜひどうぞ!

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kou_blue97

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