2016年12月11日

阿波の狸合戦

阿波の狸合戦

江戸時代末期に阿波国でタヌキたちの大戦争が起きました。


・小松島市日開野町で人間にいじめられていた金長(きんちょう)を、大和屋(染物屋)の茂右衛門が助けると、大和屋の商売が繁盛した。

・タヌキとしての位を持たない金長は、徳島市津田町にいる狸の総大将である六右衛門(ろくえもん)のもとに修行に出た。

・金長は抜群の成績を収め、六右衛門は金長を手元に留めようと娘の婿養子に迎えようとしたが、茂右衛門への義理等により拒んだ。

・六右衛門は、不服として自分の敵になろう金長に夜襲を加え、金長は小松島市に逃れたが、金長の仲間の「藤ノ木寺の大鷹」が戦死した。

・金長は、大鷹の仇討ちのため同志を募り、六右衛門と戦った。

・金長軍が六右衛門軍に勝利し、六右衛門は戦死した。金長も戦いで傷を負い、まもなく命を落とした。



<金長>

DSC_0164



人間の子供にいじめられているところを、大和屋茂右衛門に助けられた恩義から、彼の店の守り神となり店を繁盛させました。非常に義理がたく、正義感の強い狸です。



<衛門三郎>

DSC_0166



金長軍の参謀長。正二位。日露戦争に従軍して、十一師団の旅順攻撃、二百三高地の激戦に、白襷決死隊の先頭に立ち、奮戦するのを見たという地元兵士は多い。



<田浦太左衛門>

DSC_0167



正二位。金長軍の軍師で、阿波狸合戦での采配は見事。北辰一刀流の達狸で、田浦町島田雅雄元町長屋敷に住んでいた。



<藤ノ木寺の大鷹>

DSC_0168



金長の旗本。金長がもっとも信頼していた家臣。金長とともに太左衛門に剣を学ぶ。津田穴観音から金長を守って日開野へ脱出するとき、金長の身代わりとなって討死した。



<藤ノ木寺の小鷹・熊鷹>

DSC_0169



父、鷹討死の後、二匹で助け合い、津田浜の決戦後の金長も亡きあと、鷹と金長の仇を討とうと復讐を誓った。日開野弔合戦の後、小鷹は推されて二代目金長を襲名し、狸界に理想的な善政を布き、熊鷹はこれを助けた。



<一本松のおたけ>

DSC_0170



金長軍の女狸の一人。仲間とともに敵状の偵察を行い、衛門三郎が戦略を企てるために情報を提供した。江田から前原に向かう田圃の一本松に住んでいた忍者。




<阿波狸合戦>

タヌキたちの争いは、愚かな人間たちの争いが由来という説もあります。

実際に、藍染めに必要な砂を巡って、勝浦川の北岸と南岸で争いが起きたとのこと。

また、小松島と徳島市津田町の間では、漁業権の争いも大きかったとのこと。



ちなみに、スタジオジブリ制作のアニメ「平成狸合戦ぽんぽこ」に、六代目金長が長老として登場していますよ。






kou_blue97 at 22:22│Comments(0)TrackBack(0) 供淵廛薀ぅ戞璽箸里海函 | 察覆修梁召里海函

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
Profileです。

kou_blue97

〇札幌生まれ札幌育ち。現在は東京在住(←徳島←千葉…)。転勤族のサラリーマン。ミスチル世代の団塊ジュニア。
〇好きなモノ
 アメフト観戦、ミスチル鑑賞、blog執筆、子供とおでかけ、HKT宮脇咲良を応援、転勤で知らない土地を満喫、現実と妄想の狭間で微笑ましく生きる、小さな幸せのかけらを積み重ねる。

アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

最新コメント
記事検索
画像
  • 2019 夏
  • 2019 夏
  • 2019 夏
  • 2019 夏
  • 2019 夏
  • 2019 夏
  • 2019 夏
  • 2019 夏
  • 2019 夏
  • 2019 夏
  • 2019 夏
  • 人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ
  • 人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ
  • 人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ
  • 奥多摩で洞窟探索
  • 奥多摩で洞窟探索
  • 奥多摩で洞窟探索
  • 奥多摩で洞窟探索
  • 奥多摩で洞窟探索
  • 奥多摩で洞窟探索
  • 奥多摩で洞窟探索
  • 奥多摩で洞窟探索
  • 奥多摩で洞窟探索
  • 奥多摩で洞窟探索
  • 奥多摩で洞窟探索
  • 奥多摩で洞窟探索
  • 僕たち私たちの近況@東京
  • 僕たち私たちの近況@東京
  • 僕たち私たちの近況@東京
  • 僕たち私たちの近況@東京