2014年01月31日

アメフト強豪、クラウドファンディングで資金調達

2013年9月、「アメフト強豪、クラウドファンディングで資金調達」という記事を目にしました。



日本社会人アメリカンフットボールのトップリーグ(Xリーグ1部)に属する「BULLSフットボールクラブ(以下、BULLS)」が、チームの運営資金を調達するのことを目的に、ネット経由で不特定多数の個人から資金調達する「クラウドファンディング」に乗り出す、というものです。

BULLSは1981年に設立された名門チームですが、2013年8月にメインスポンサーの撤退が決まったため運営資金の調達が困難な状況となりました。チームの維持には莫大な資金がかかるため、資金難で解散するチームも相次ぐ中、トップリーグのBULLSにもリーグ開幕を直前にチーム存続の危機が訪れました。

そして、BULLSは新たにメインスポンサーを個別に探す一方で、個人からの出資を募る手段としてクラウドファンディングに乗り出すことを決めます。



クラウドファンディングとは、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことです。

アメリカでは既に資金調達の手段として注目されつつあります。古くは1884年に、自由の女神像の製作委員会が台座用の資金を切らしてしまった際に、新聞でアメリカの大衆に台座にお金を寄付するよう促し、6ヶ月で10万ドルを集め、おおよそ125,000人の人々がこのために1ドル以下の寄付を多く行ったとも言われています。

日本でも、ノーベル賞受賞者である山中教授が2012年にiPS細胞の研究資金募金活動としてクラウドファンディングを活用し、また80歳で3度目のエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎氏もエベレスト登山資金としてクラウドファンディングを活用し、注目されつつあります。



2013年9月、BULLSのクラウドファンディングのプロジェクトが立ちあがりました。

「チーム存続の危機!アメフトチームBULLSと共に今シーズン戦ってくださるスポンサー大募集!」

目的は社会人1部(Xリーグ)に参戦するための日本社会人アメリカンフットボール協会への運営費の調達であり、1ヶ月で300万円が目標です。

支援の方法は5段階のパックギフトの購入。

10,000円(応援パック)
 ・2013年度Xリーグ試合共通チケット10枚、
 ・BULLS特製タオル1枚
 ・BULLS フットボールクラブの試合後に選手、チアリーダーと優先記念写真撮影

50,000円(プレミアム応援パック)
 ・上記「応援パック」内容
 ・2014年開催予定のフラッグフットボール教室(小学生対象)、
  こどもチアガール教室(小学生対象)の無料招待
 ・2013年シーズン終了時のチーム納会に特別ご招待

100,000円(ベンチパック)
 ・上記「プレミア応援パック」内容
 ・試合の際、普段は入ることのできないベンチに特別ご招待
   (スタッフとして登録し、チームの一員として参加)

1,000,000円(ユニフォームパック)
 ・上記「ベンチパック」内容
 ・2013年シーズンのブルズのユニフォームの肩にロゴを入れます

5,000,000円(ネーミングパック)
 ・上記「ユニファームパック」内容
 ・2013年シーズンのチームのネーミング(命名)権をプレゼント
  (BULLSに連ねる名前を付けられる)



結果として、1ヶ月で209名のサポーターに支援され、合計3,490,000 円を調達することが出来ました。

プロジェクト成功!



2013年11月10日のblogの記事「アメフト観戦 〜警視庁イーグルス〜」にて掲載していますが、「Xリーグ 2ndステージ BATTLE9」にて、「警視庁イーグルス vs BULLSフットボールクラブ」を観戦しました。(警視庁第九機動隊を応援してしまいましたが)

あの会場に、きっと209名のサポーター達もいらっしゃったんだなと、あの試合を振り返りながらこの記事を書いています。



日本人はスポーツが大好き。

オリンピックへの関心も高く、テレビ離れと言われる中でもオリンピックの生中継の視聴率はすごい。

そして子どものころから学校で部活などを通じてスポーツに親しんでいる国民です。

それにも関わらず、スポーツへの支援やスポーツ運営への協力となると、そのレベルは他の先進国に比べると落差があります。

なぜなんでしょう?

プロ野球やプロサッカーリーグですら多くのチームが集客、資金集めで苦労しています。

スポーツを支援することを知らない人も多いです。



今回のBULLSのプロジェクトは、

スポーツチームにとっても、
選手・チームスタッフ・チーム関係者達にとっても、
チームファンにとっても、
そしてスポーツファンにとっても、

それぞれの立場でどのようにスポーツと向き合うのか、向き合えるのか、楽しめるのか、考えていくきっかけになるのではないでしょうか。

もちろん、応援する気持ちもとても大切なことですが、テレビの前でただ応援するだけではなく、僕らにもっと出来ること、もっと楽しめる方法がきっとあるはずです。

自分の好きなスポーツ、好きなチーム、いろんな形で盛り上げていきましょう!



kou_blue97 at 19:50│Comments(0)TrackBack(0) 検淵▲瓮侫箸里海函 

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kou_blue97

〇札幌生まれ札幌育ち。現在は東京在住(←徳島←千葉…)。転勤族のサラリーマン。ミスチル世代の団塊ジュニア。
〇好きなモノ
 アメフト観戦、ミスチル鑑賞、blog執筆、子供とおでかけ、HKT宮脇咲良を応援、転勤で知らない土地を満喫、現実と妄想の狭間で微笑ましく生きる、小さな幸せのかけらを積み重ねる。

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