2010年11月22日

早稲田大学 vs 小樽商科大学(クラッシュボウル準決勝)

11月21日川崎球場。

クラッシュボウル(東日本代表校決定戦)準決勝。

早稲田大学ビッグベアーズ(関東1部Bブロック優勝校)
vs
小樽商科大学トマホークス(北海道リーグ優勝校)の一戦。

小樽商科大学トマホークスにとって、2年連続2度目の関東挑戦。





試合開始。

小樽商大のキックオフ。

早大陣深くまで蹴り込んだボールを早大がリターン。早大リターナーに小樽商大キックカバーチームが襲い掛かり、ハードタックル。早大リターナーがボールをファンブルし、小樽商大がカバー。早大陣20y付近から小樽商大の攻撃。

小樽商大最初の攻撃はノーマルT体型。RBが左にモーションし左サイドへのクイックピッチ。RBが空いている中央を縦に上がり10yゲイン。1stダウンを獲得。早大陣10y付近へ。

小樽商大プロI体型からランプレーを続けた後、QBから左のWRへ浮かせたパス。マンツーマンディフェンスの早大CBを振り切りエンドゾーンへのパス成功でTD。キックも決め、小樽商大が7-0と先制。

昨年の小樽商大の関東挑戦は、法政大学トマホークス相手に57−13での敗退であったが、パントチームでのTD1本とFG2本による得点であり、純粋なオフェンスによるTDは見られなかった。

今回はキックチームでのビッグプレーがあったものの、小樽商大オフェンス陣にとって初の関東1部相手のTDであり、記念すべきTDプレーとなった。

小樽商大側スタンドが大いに盛り上がる。



一方、一戦必勝を掲げる早大は、QB#5芳賀選手、1000ヤードラッシャーのRB#10末吉選手など主力選手でのスタート。

先制し勢いに乗りたい小樽商大ディフェンス陣を圧倒し、簡単に2TDを返す。

早大14−小樽商大7で第1Qが終了。



第2Qに入っても早大攻撃陣は止まらない。小樽商大守備陣は要所要所で見せ場をつくるも、ロングドライブが続く展開。得点が重ねられる。

小樽商大攻撃陣は、プロI体型を軸に、ノーマルT体型、パワーI体型を併用し、早いタイミングのランプレーで刻むが、ミドル〜ロングのパスのタイミングが合わず攻めあぐむ。

早大35−小樽商大7で第2Q終了。



ハーフタイムは早大のチアリーダーとブラスバンドによる応援。

一方小樽商大スタンドではOB達による校歌斉唱による応援。

後半開始前の小樽商大の円陣。

「今までやってきたことを全てここに置いて帰ろう」

チーム全員で誓う。



そして第3Qがスタート。

早大は主力選手が交代していく中でも、高校からの経験者を含めた厚い選手層が力を発揮し、早大ペースでの試合展開は変わらない。

それでも小樽商大選手達の心は折れない。

「俺達はこれが全てじゃない。もう1本でも多く、もう1ヤードでも前に」という意気込みがプレー随所に見られる。

北海道の中では進学校であり、普通に受験を勝ち抜き大学に入り、全員が大学からアメフトを始めた小樽商大トマホークス部員達。

攻守両面の選手もいて、前半から早大選手とマッチアップしボロボロになりながらも、それでも戦う選手達。

小樽商大オフェンス陣は、タイミングの合わないミドル以上のパスを捨て、早いタイミングのランプレーとパスプレーでドライブを続け、早大陣に突き進む。

ノーマルTからのクイックピッチ、パワーIからのリードオプション、ノーバックからのショートパス。

QB、RB、WR、OLが全員で少しずつ早大エンドゾーンに迫る。

そして最後はゴール前4yからOLが踏ん張り、中央のランプレー。

自分を信じて、仲間を信じて、OL達が早大DLにぶちあたる。

自分を信じて、仲間を信じて、RBが味方OLの背中に飛び込む。

そして最後は飛び越える。

倒れた先は早大エンドゾーン。

2本目のTD。



小樽商科大学にまた新しい歴史が刻まれる。

「北に一星あり。小なれどその輝光強し」

まさに言葉通りの勇姿だった。



最終スコアは、早稲田大学56−小樽商科大学13



見方によっても立場によってもこの試合の結果はそれぞれだろう。



早稲田にとっては単なる通過点に過ぎない、とか

地方は関東の相手にならない、とか

それはどれも正しいかもしれない。



でも、僕にとっては、そして小樽商大側スタンドにいた人達にとっては、小樽商科大学トマホークスの勇姿が誇り高く思えたことは間違いない。



小樽商科大学TMMAHAWKSありがとう。

特に4年目。

本当にお疲れ様でした。



こうして、小樽商科大学トマホークスの2年目の挑戦は幕を閉じた。

56失点

13得点

2TD

総獲得ヤード 190ヤード(ラン63ヤード、パス127ヤード)

獲得1stダウン 9(ラン5、パス4)


かけだし金融マン(mixi)でした。



kou_blue97 at 12:26│Comments(8)TrackBack(0) 検淵▲瓮侫箸里海函 

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この記事へのコメント

1. Posted by blue76   2010年11月22日 21:36
よかったね
2. Posted by 中川修   2010年11月22日 21:37
昨日の試合はインターネットラジオで堪能しました。開始直後のファンブルからのチャンスを見事パスでのタッチダウンを獲得、最高の形で先制TDをゲットしました。結果は已む無しですが、昨年に引き続き本当によく健闘したと思います。ラジオ放送の最後に「若人逍遥の歌」が川崎球場にこだましておりましたことご報告いたします。今後ともかけだしさんのサイト楽しみにしております。シンガポールより。
3. Posted by ’85年小樽商大トマホークス卒 WR   2010年11月22日 23:09
5 小樽商科大トマホークスは最高だ!
そしてそれを誇りに世に広めてくれてありがとう。
こんなに小樽商科大トマホークスが好きな仲間たちが続いたからこそ今の後輩たちの雄姿を関東で見れるのだと思います。勝って関東に来ることは大変素晴らしいこと。それ以上に素晴らしいことはあの小樽でアメフトと出会い、共に過ごした最高の仲間達と出会えたこと。トマホークスがいかにすばらしい軍団かを次の世代に語り継いでくれていることが小樽商科大トマホークスの永遠なる偉大さだ!!
昨日はどうしても球場に行けず状況が手に取るように解りありがたいです。
ありがとう。
4. Posted by のり   2010年11月23日 19:24
結果報告サンクス。
一部偏ってるかもしれんけどそれを踏まえても試合を観戦して観客のOBの皆さんも改めてトマホークスOBとして誇りに思えたんでしょうね。おれも若人歌いたかったな。また別途集まりましょう!
5. Posted by kou.blue97(かけだし金融マン)   2010年11月24日 07:46
blue76さん

ご無沙汰してます。とてもいい試合でしたよ。
6. Posted by kou.blue97(かけだし金融マン)   2010年11月24日 07:49
中川さん

コメントありがとうございました。試合は点差は離れましたが大健闘だと思います。インターネットラジオで試合後の若人逍遥の歌が流れたんですね。ありがとうございました。
7. Posted by kou.blue97(かけだし金融マン)   2010年11月24日 07:52
'85WRさん

熱いコメントありがとうございました。スタンドには一緒に戦った先輩や後輩、年代の離れた先輩や後輩がいて、トマホークスの伝統と絆が見えました。ありがとうございました。
8. Posted by kou.blue97(かけだし金融マン)   2010年11月24日 07:56
のり(blue47)へ

まあいい試合だったよ。うちもそうだけど、東北大学も大健闘だった。立ち向かっていく姿が感動だね。

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kou_blue97

〇札幌生まれ札幌育ち。現在は東京在住(←徳島←千葉…)。転勤族のサラリーマン。ミスチル世代の団塊ジュニア。
〇好きなモノ
 アメフト観戦、ミスチル鑑賞、blog執筆、子供とおでかけ、宮脇咲良を応援、転勤で知らない土地を満喫、現実と妄想の狭間で微笑ましく生きる、小さな幸せのかけらを積み重ねる。

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