2009年05月15日

切り札は先に見せるな

こんにちわかけだし金融マン(mixi)です。



大学4年の時、最終戦は入替戦で、勝ったチームが1部、負けたチームが2部という本当に最後の決戦という感じでした。

結果的には、前半を10ー0で折り返し、後半に7点取られ、さらに追いすがるところを何とか逃げ切り、10ー7で勝ちました。

物心ついてから人前であんなに号泣したのは初めてです。

でも今だから、勝ったから言えることですが、とっても心残りなことがあります。

勝者だけが味わう悩みかもしれません。



アメフトには2ミニッツオフェンスという言葉があります。

試合時間残り2分で負けているチームが行う攻撃です。

いわゆるリスクが大きいけど、大きなリターンが見込まれる捨て身の攻撃です。

例えば、サッカーだとコーナーキックとかで味方のゴールキーパーも攻めるみたいな感じでしょうか。

何が何でも点を取らなければ負けるシチュエーションですから。

逆にサッカーでは勝っているチームは、無理につなげずに大きくクリアするとか、ライン際でボールを維持して時間をかけるとか、点を取られるリスクを最小限に抑えるプレーを選択します。

どのスポーツでも同じですよね。



さて当時僕たちのチームは体のサイズとパワーで圧倒的に負けているため、システムとプレーの質で勝とうと考えていました。

ただし、あくまでもこの入替戦が最終目的で戦ってきたので、それまでのリーグ戦では出来るだけ手のうちを見せずに戦ってきました。

しんどかったです。

相手はうちらに勝つためにあらゆる切り札を出してくるのに、こっちは切り札を出せないのですから。

ともあれ、いわゆる2ミニッツオフェンスとして、相手の意表をつき、プレーとしては理に叶っていて、例え苦戦を強いられても希望を持ち続けられる、そんな切り札のプレーをいくつか用意しました。

それは、例え負けていても、本当に希望を持ち続けられるプレーでした。



今日一番言いたいこと

『切り札は先に見せるな。

見せるならさらに奥の手を持て。』



とある漫画に出てくる言葉です。

うちの実家にもありました。



話を戻しますが、切り札のプレーって、普通の時には使えません。

なぜなら一度見せてしまえば、もう切り札ではなくなるから。

そして、切り札ゆえにリスクが大きすぎるから。



先に説明しましたが、最終戦では10ー0と先制し、最後に逆襲にあい逃げ切る試合展開でした。

前半は先制点を取るために、様々なプレーを駆使して攻めていきます。

相手守備の傾向をみながら、駆け引きをしながら、いろんなプレーを組み立てる。

そんな楽しい展開です。



ただし後半に入るとそうもいきません。

もちろんセーフティーリードではありませんが、あえてリスクを負う必要もない、そんな難しい試合運びが必要です。

第4Qに入ってからは、リスクを最小限に抑え、さらに時間をギリギリまで使う、そんな試合運びとなります。

逆に相手はリスクを負ってでも攻めてくる攻めてくる。

厳しい守りの時間が続きました。

そしてなんとか守りきった。

本当に嬉しかったですよ。

本当に。



ただ、今考えると、勝者だけが味わえる大きな喜びを味わいましたが、

自分達の持てる技を出し切れない、夢と希望の詰まったプレーを使えない、そんなもどかしさも、勝者だけが味わえるものなんだなと感じています。



あのプレーがグラウンドで大きく羽ばたくところを見たかった。

そんなわがままを思い出しました。



切り札は先に見せるな。

見せるならさらに奥の手を持て。



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kou_blue97 at 22:10│Comments(2)TrackBack(0) 検淵▲瓮侫箸里海函 

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この記事へのコメント

1. Posted by こぶたナース   2009年05月17日 23:01
切り札は先に見せると切り札って言えなくなっちゃいますもんね
色んなカードを持つ事も必要ですね
2. Posted by かけだし金融マン(kou.blue97)   2009年05月18日 21:03
こぶたナースさん

切り札って出すタイミング結構難しいですよね。

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Profileです。

kou_blue97

〇札幌生まれ札幌育ち。現在は東京在住(←徳島←千葉…)。転勤族のサラリーマン。ミスチル世代の団塊ジュニア。
〇好きなモノ
 アメフト観戦、ミスチル鑑賞、blog執筆、子供とおでかけ、HKT宮脇咲良を応援、転勤で知らない土地を満喫、現実と妄想の狭間で微笑ましく生きる、小さな幸せのかけらを積み重ねる。

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